- 2010年4月18日 17:19 CAT :
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起承夢喰いバクヲ絵巻の端末へ
夢があった。
夢は夢だから捨てなさいと言われた。
現実を見なさいと言われた。
その時の、どうしようもない憤りの気持ちを誰かにぶつけたくて、でも、その気持ちをぶつける方法を知らなくて、曲を書いた。
「夢喰いバクヲ」と言うタイトルの曲。
その曲の構想はどんどん広がっていき、いつしかひとつのアルバムとなった。
そのアルバムの世界観を、ただ、加筆することなく物語として表現してみたものが、小説版「夢喰いバクヲ」。
1ヶ月くらい前になるのか・・・?
その小説を、とある出版社に応募してみたところ、「3月度の選考で優秀賞に引っかかった・・・」と言う連絡と、「本として出版してみないか」と言う話と、「1冊にするには、ページが短いので他に何作か短編を書いてくれ」と言う依頼と、「本を出版するための費用の一部を負担してくれ」と言う願いがそれからの時間で、オレの所に舞い込んできた。夢が、ある意味の形で叶うかもしれない。
夢を捨てなさいを言われた事への憤りが、変な形で実を結ぶかもしれない・・・と言うお話。
ただ、こんな事を言っちゃったら何だけれども、チョッと怪しいと思う部分がある事も事実。
それは「金がかかる」と言う部分。
出来れば、本当に選考の中で残ったのだと信じながら、取り合えず、いくつかの新作小説を書いてみる。
どちらにしろ、プロの編集さんに見てもらえて、その意見を聞くことが出来る状態にはあるのだから、それはそれで、何だか素敵な事だと思ってる。
「バクマン」風に言えば、「キープ」ぐらいにでもなる事が出来れば・・・
と思ってる。
そんなあやふやな悩みの話をココで一言だけ・・・
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