- 2011年3月26日 12:32 CAT :
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慎みの商い
不謹慎と言う言葉に嫌気が差してきた。
プロレスとプロ野球について。
野球なんてやってる場合じゃない。
と、開幕延期を決めたプロ野球。
こんな時だからこそ、命をかけて興行を行う事を決めたプロレス。
(特に、全日本プロレスとみちのくプロレスが。)
どちらが素晴らしいかと、考えれば、迷う余地も無くプロレスが素晴らしい。どうやら、プロ野球選手は、自分たちが野球をやると言う行為を「不謹慎」だと考えているみたいだ。
もっと言えば、「こんな時に野球なんてやってる場合じゃない」とさえ、思っているみたいだ。
だったら、もう野球なんてやめちまえばいい。
そんな不謹慎な行為で、人から金を取ってるんじゃね~よ。
プロとして、人からお金をいただいてやる以上、命をかけて、野球をやれよ。
電力不足で、ドームが使えないからとか、ナイター出来ないからとか、環境が悪いと出来ないくらいなら、やめちまえばいい。
金稼ぐために野球やってんじゃぇ~よ。
もともと、野球あんまり好きじゃなかったけど、今度の事でよく分かった。
プロ野球はもう駄目だ。
逆に、プロレスの素晴らしさばかりが目立ったような気がする。
こんな状況で、いち早く興行を行った全日本プロレス。
節電のため、プロレスで最大の見せ場と言っても過言じゃない登場での照明効果も一切やらずに、暗い中で、それでも、少しでも皆に元気になってもらうためにプロレスをする。
何と言う、プロ根性。
まさに、命を懸けたエンターテイメント。
もともとをたどれば、きっとプロ野球もプロレスも始まりは同じだった・・・と思う。
戦後、ズタボロになった日本を少しでも元気にする為に立ち上がった有志。
彼らが戦う姿を見て、日本中が喚起して、感動して、そうやって高度経済復興の礎となっていった。
その意志を、今でもレスラーたちは持っている。
プロ野球選手たちは、そんなもの捨ててしまった。
あまつさえ「不謹慎な行為」だと思いながら、野球をやってる。
直撃を受けたみちのくプロレスが、募金、チャリティーをかねた興行を行ってる。
何で、収益金を寄付する親善試合とかそういう方向に動かないで、「やる気がしないから延期」とかそうなってしまうんだろう。
と、ただただ、プロ野球への嫌悪だけが募っていく日々でございます。
プロレスLOVEだ。
プロレスLOVE。
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