2011年4月2日 23:11 CAT :
       

シド・バレットとロジャー・ウォーターズ

ピンクフロイドの「狂気」を聴きまくっている。

「狂気」と言うタイトルの癖に、悪意じみた狂気と言う面では、どうしてもクリムゾンの諸々の作品群ほど詰め込まれては居ないけれども、素晴らしく巨大な、絵画に立ち向かって行ってるようなそんな感覚で聴いている次第です。

これは、名盤だ。

スルメだ。

さてさて。

最近、小説を読みたい時期に入っていて、色々と小説と言うか、文章を読み漁っている。

思うに、マンガと比べて、どうしても文章の方が狂気染みている。

その理由を考えていくと、やっぱり、与えられる情報が少なくなる分、想像が必要になり、その分、自分の中にあるキチガイな妄想などが、ニョキニョキと芽を出してくるんだろう。

多分、そんな感じだと思う。

ただひとつ。

そんな脳内の妄想を視覚化しているのが、「天井桟敷」の演劇の舞台そのものだと思う。

それが、一般的な人の脳内の視覚化なのか、たまたまオレの脳内の雰囲気とよく似ていたのかは、分かんないけれども、とにかく、見ていて心地良いのは間違いない。

生で、見たかった・・・それが叶わない今となっては、残された資料から妄想を膨らましていくしか方法が無く、それが、冒頭で触れた狂気染みた想像と相まって、さらに素晴らしいイメージへと昇華してくれるのだろう。

本当に何の障壁も無く、好きに自分の頭の中にあるものを吐き出すだけの作業に付き合っても良いと言う人達が幾人か協力してくれるのであれば、いつの日か、(もちろん「天井桟敷」になど遠く及ばないまでも)そう言う演劇を作ってみたい衝動に駆られている今日この頃。

・・・いやまぢで。

あとひとつ。

小説と言っても、オーケンの作品を相変わらず読んでいたりする。

その中で、もう、オーケンの書く物語には、何の面白みもなくなってしまった。

何か、ご本人もその事が分かっているのか、物語の執筆は、やめてしまってるけど・・・物語の創造性。

で考えると、筋少では「ヘドバン発電所」、小説では「リンダ・リンダ・ラバーソール」辺りで、オーケンの作品で心に染みる作品は止まってる気がする。

もちろん、「ロコ」も好きだし、「蔦Q」の作品群も大好きだけれども、それはもう、かつて「オモイデ教」を読んだときの、「ステーシー」を読んだときの、「ぐるぐる使い」を読んだときの、心を鷲づかみにされるような感覚じゃあない。

むしろ、あのオーケンが「世界中のラブソングが君に」とか、「ゴミ屋敷の王女」みたいな歌を書けるようになったのか・・・と言う変な感慨染みた感覚。

だって、「高円寺心中」とか「新興宗教オレ教」みたいな子と行ってた人がねぇ~・・・

ただ、それでもオーケンさんと言うその人間は大好きなわけで、これからも、あの人の事をどこまでも、追っていきたいし、その人間性が分かるエッセイなどは大好き。

人間は誰しも変わり、成長していくもの。

・・・と思ったら、15年間完全に同じ方向性で、同じようなものを作り続けてる(若干、本人たちの悪意は薄れてはきているものの)犬神サーカス団が・・・

あの人達は、これから10年後も、「ろ~っく」と言い続けて欲しいです。

何か、支離滅裂とした文章になってしまったけれども、ココで終幕でござるよ。

じゃあの。

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1 thoughts on “シド・バレットとロジャー・ウォーターズ

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