- 2012年5月7日 2:09 CAT :
-
このまま連れ去って死ぬまであなたを離さない~さいならサーカス団~
と言う訳で、遠路はるばる広島まで「さいならサーカス団」ツアーに参戦してまいりました。
なんせ、今回は、犬神サーカス団のエンターテイメント路線最後のツアー。
そして、犬神サーカス団はこの秋から、新バンド「犬神サアカス團」として活動していくらしい。
(なんか、結局大して変わらないんじゃとか、ちょっと思い始めているけれども…)
そんな最後のツアー。気合い入れて、香川から参加してきたっつ~の!!
犬神サーカス団のワンマンは、「ビバアメリカ」のレコ発以来。あの時は、CD発売延期だったのに、アルバム楽曲中心で、犬神サーカス団なのし、知らない曲ばっかりのちょっとしょんぼりライブだった。
でも、今回は、そんな事はない。
新曲も手に入れて、アホみたいにヘビロテ。
しっかり予習もしていったので、問題なしだった。
結論からいえば、最高の時間だったですたい。
今回のツアーは、過去にやってきたツアーのコンセプトに沿って会場ごとに異なるセットリストになる・・・らしく、広島は「サマーオブラブ」編だったりした。
と言う事は、結構レア曲とか聴けるのかなぁ~とか、そんな期待も膨らませながら、基本的に、新曲とサマーオブラブの曲を中心にツラツラ聞きながら、ライブ会場へ。
(片道高速道路通って約4時間?!)
ライブハウス近くに行った時に、不思議に思う事が。香川のライブなら、駅からライブハウスまでの道筋に、(多分)諸事情でリストバンドをした、メンヘル臭漂うゴスロリファッションのお嬢さんとかを結構見かけるのに、広島じゃあ、一人も見かけない。
それどころか、人がいない。
本当に、ここであってんのか?と思いつつ、ライブハウスへ。
ハコ自体は、香川でいつもやってるトコよりも小さい感じ。
そして、お客さんも何だか少ない…今回、中四国は、広島だけだから、さぞかし、凄い熱気を期待してただけにちょっと肩すかし。
お客さんも、何か普通な人ばっかり。
香川のライブで見かけるような、普段は何処で生存していらっしゃるんですか?と聞きたくなるような、凄い人がいない。
あれ~・・・
ちなみに、割合は大体香川と一緒で、若い女7割、目が死んでるおっさん2割、お前別に犬っ子じゃねぇ~だろな斜に構えた男1割。
そして、いつも通り同年代はいない。
なぜか、犬神サーカス団のファン層には、若い男と、年重ねた女はいないらしい。
だから、いつもオレと弟は、何か浮いてるんだよなぁ~
まぁ、そんな人目とか、気しないで、ライブ始まったら首もげるまで振りまくるんですけどね。そして、いざ開演。
いきなり、大好きな「デストピア」と「光と影のトゥーカッター」のメドレー。
どっちも大好きな曲なもんで(そもそも、嫌いな曲などないけれども。)テンションもいきなりマックスだ。
もう、あとはテンションあがりすぎて、セットリストとか、あんまりはっきり覚えてない。
ジンちゃん歌ってなかったっけ・・・?とか?ジミヘンとシド・ビシャスがゲストで来てなかったか?とか?
「洗脳」とか結構古い曲もやってくれたのは凄い良い感じ。MCは相変わらずうまくはないんだろうけど、何か、凄くメンバーが仲良しで、聴きてて嬉しくなってくる。
今回のは、何かMCと言うか、メンバー皆でコントしてたような感じでもあったけど。
ただノリが良いだけじゃなくて、ホロリときたり、ゲラゲラ笑ったり、ほっこりしたり出来る事が、犬神サーカス団のライブの真骨頂だと思う。
ライブのMCでコントやってる人たちなんて、あんまり聞いたことないし。
「神の犬」のころのMCがあったり、狂子先生があったり、なんか、ホント今回のライブは凄い贅沢な感じだった。
コンセプトは「サマーオブラブ」だから、その時期のレア曲が多かったんだけど、何か、色んなところから小出しに懐かしいヤツや、見たかったヤツが垣間見えて、何回もライブに行ったかのような得した気分になれたし。
そうそう、メジャー時代の曲も何曲かしてくれた。
「都合のいい女」とか、良かったなぁ~
何よりうれしかったのが、犬神バラードでトップクラスに大好きな「サーカスの人魚」(聴いてて、泣いてしまいそうになった。)と、まさかの「黄泉の国」(ラップもちゃんとやってくれたし)。あの振り付けを出来る日が来るとは・・・
最後にはお決まりの「犬神天国」。
これも、もう次からは見られないのかと思うと、ちょっと感極まりそうになった。
犬神天国は「Its showtime」(念仏谷)と「最後のアイドル」。
「最後のアイドル」って、これも結構レア曲なような気が・・・しっかり、踊ってきましたよ!!ええ。
ええ。
アンコールでは、恒例(?)の物販グッツ紹介。
と、ソフトカツアゲが・・・
そして、最後はもちろん「白痴」で終わり。
「白痴」のころには、もう声も枯れかけてたけど、もう、明日声でなくなってもいいや。
という気分で叫んでた。
もう、首の筋もおかしい事になってたけど、明日からコルセットつけて生活してもいいや。
という気分でヘッドバンキングだ。
ジャンプしすぎて足もパンパンだし、背中も痛いし、手首まわし過ぎでエライ事になってたけど、それもこれも全部どうでもいい。
今、この瞬間を楽しみたかったんだよ。
最後には、情次お兄さんが投げてくれたピックも拾えたし、ちゃんと物販では、ジンちゃんと色々お話も出来た。
全体として、キンメダイ以降の作品を思った以上に万遍無くやってくれたし、部分的に、メジャー時代や、それ以前の曲もあって、凄いいいライブだったと思う。
一つ思ったのは、広島のファンはマナー凄く良いね。
何か、香川だったら、「犬神天国」の時とか、どんだけ頭にエルボーして来てんだよ。
ゴルァ!!ってなりながら、オレも前の奴に突っ込んで行ったりするのに、広島の皆様は、しっかり、前後に空間をとって安全に楽しんでる感じ。
そして、香川ではよくいる「凄い人」がホントにいなかった。
筋肉痛以外の痛みがない感じで、ライブの終了を迎えましたよ。
香川って、もしかして、変態の巣窟なのか?
それとも、広島が聖人君主の巣窟なのか?
とにかく、夢のような時間でございました。そして、秋からの新展開を心躍らせながら待ちましょう。
ジンちゃんが行ってた「今度は、香川行きたいんだよね。」の言葉を信じて、次のライブを待つ。
約束通り、美味いうどん屋案内するからさぁ~
- この記事を見てみる ⇒
まとめtyaiました【このまま連れ去って死ぬまであなたを離さない~さいならサーカス団~】
と言う訳で、遠路はるばる広島まで「さいならサーカス団」ツアーに参戦してまいりました。
なんせ、今回は、犬神サーカス団のエンターテイメント路線最後のツアー。
そして、犬神サー…