2014年8月18日 20:12 CAT :
       

【王道軽症】オナニーノーツその1 「f分の1揺らぎにあわせて奏でる発狂者のメロディー」

さてさて。

と言うわけで(詳しくは、先日の記事参照↓)、今回から(とか言いつつ、毎回ではないけれども)少しずつ、「王道軽症」って言う作品の収録曲の ライナー オナニーノーツを書いていきます。

出来れば、今年中に完走出来ればいいなぁ~・・・くらいの軽い気持ちで。

個人的には、聴いてから、これを読んで欲しい。

から、配り終わるまで、書くのやめてたんだけど、まぁ、別にそんなのどっちでも良いや。

聴いてない。

持ってなくても。

なぜなら、オナニーだからね。

さてさて。

1曲目は・・・

「f分の1揺らぎにあわせて奏でる発狂者のメロディー」
ですな。

正確には、2曲目だけど、1曲目と2曲目は2つで1つなので、これでいいのだ。

そもそも、今回、アルバム全体として、曲と曲のつなぎを結構意識してみたりしたので、実は、前と繋がってる。

的な曲が結構ある。

前の曲を受けてのこの曲ね。

見たいなヤツとか・・・

その中でも、この曲と、後半に出てくる「パラフィリア=グロッサリー」は、元々1つの曲だったのを、何となくそんなのやりたくて、無理やり2つに分けてみたので、この2つについて、1つの曲として書きます。

(だったら、分けるな。

と言う話になるんだけど、そこはそれ。

何となく、そう言うのやってみたかったんだよね~)
聴いてもらえれば分かると思うけど、この曲の元ネタは、日本犯罪史上最悪の部類に分類される(だろう)「津山30人殺し事件」。

(この規模の事件って、他に、女子高生コンクリ事件と北九州監禁事件くらいしかないんじゃないのか?と思うほどの衝撃があると思う。)
じゃあ、何でこの事件をネタにしたのか・・・と言うと、話せば長くなるけど、結論から言えば、事件の方が後付けだったりする。

長くなるけど、話そう。

それが目的なんだし。

今となっては、夢だったのか、現実だったのか・・・それさえ分からないんだけど、それは、ある秋の夜の話。

夜中にふと目覚めたオレは、その後、何か全然寝付けなくて、しょうがなしにベッドでゴロゴロしながら、スマホで2ちゃんでも見ることにした。

次第にオカルト板に移動してしまったオレは、俗に言う「シャレ怖」のスレをダラダラ見てた。

その中のひとつに、「見ると3日以内に、誰かが部屋に来て殺される呪いの唄」と言うレスがあったんだよ。

唄があまりにもいい感じに怖くて(創作だとしても)、思わず、その内容を(後々、何かに使えないかなぁ~と思いつつ)メモに残した。

しばらくして、眠くなってきたので、そのまま眠りに付いちゃった。

翌日、早速、その唄を元ネタに、歌詞でも書こうかと思ったんだけど、そのスレがどうしても見つからない。

スマホの履歴から、一件ずつ辿っていったのに、結局、見つけられなかった。

それっぽい、スレは履歴に残ってたんだけど、肝心のそのレスがどうにも見つからないんだよね。

なので、夢だった。

と言うことに、今はしている。

怖いから。

それから、3日間は、チョッピリ怖くて震えてたけど、3日後に、何もなかったので、晴れて、この残されたメモを元に、歌詞つくりを再開した・・・次第です。

そんな経緯があったので、唄の内容をそのまま使うのもチョッと抵抗があったので、結構、変えてます。

変えるついでに、ただ、呪いの唄。

ってだけじゃあ、イマイチ面白くないから、これを、「雨の音を聞いて発狂してしまった大量殺人気が書いたことにしよう」⇒「何か、ピッタリの事件ないかな」⇒「津山事件があるじゃないか」となった次第です。

(まぁ、津山事件は、雨の音で発狂した訳じゃあないけれども。

そこはそれ、ご愛嬌と言う事で。)
そうなってきたら、次に考えるのは、「呪いの唄」の意味。

五霊ってなんだ?
天霊ってなんだ?
とかね。

で、気が付いた。

この呪いの唄を書いた本人って、5人家族なんじゃね。

それも、父親、母親、兄、姉、自分。

の5人家族。

だから、後半に「父さんは~」と言う下りが4つあるんだ。

と。

(あとひとつは、自分ね。)
五霊は全て死に絶えて、現世からあの世に行き天霊となるんだろう。

それが、この世の業なんだろう。

だとしたら、前半の部分にもそれに対応するモノがあった方が良いよなと言う事で、前半部分の唄を元ネタに、それぞれ、父親、母親、兄、姉に当てはめて、4行の詩に書き換えた。

そして、父親、母親、兄、姉それぞれに対する思いを、その呪いの唄の前に語ることに。

これが、「憎しみがあれば人を殺すでしょう~」のくだりになる。

家族4人を殺した後、最後には、「闇があれば自らを殺すでしょう」。

つまり、最後に自殺して終わる。

その前に、自分の思いを、呪い歌として書いて・・・

ストーリーは完成した。

キーワードは、「5」だ。

4拍子の曲だから、本当は、この辺りが4の方が、編曲上は都合いいけど、仕方ない。

だから、色んな所で、終わりかと思ったら後ひとつあった~みたいな構成になってしまってる。

けど、仕方ない。

上記のような理由なんだ。

ちなみに、メロディーラインについては、ほぼ即興。

併せて、呪いの唄のパートは、初めて元ネタのレスを読んだ時、なぜか頭の中で響いてたメロディーそのまま。

(まぁ、多少は変わってるだろうけども。)
オレが、ゼロから作るなら、メジャー調にはしなかっただろうし、節回しも、コブシが聞いたようにしてたと思う。

でも、どうやっても、このメロディーがしっくり来たんだよね。

そんな、チョッと不思議な経緯で完成した曲です。

こんな感じで、チョコチョコと、その曲の製作過程を、作詞作曲者目線(バンド目線じゃなく)で書いていく。

・・・予定。

では、次回は「虐殺の恋文」でお会いしましょう。

さようなら。

さようなら。

さようなら。

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