2014年10月27日 2:21 CAT :
       

「THE SHOW MUST GO ON」~中篇

発売から半月以上も経ってるように見えて、実は、10日以上前に書いた記事の予約投稿なので、書いてるのは、10月の13日位ですよ。

今。

ちょうど、祭りも終わって、体中が筋肉痛でヒィーヒィー言っております。

まぁ、どうでもいいか。

さぁ、きょうも「THE SHOW MUST GO ON」だ。

「ショーは続けなければならない」。

show-must.jpg
昨日がライブ前半なら、今日は、更に盛り上がる(かもしれない。)ライブ後半だと思う。

セトリ・・・いや、こんなラインナップですね。

6.みんなの歌
7.月に一度の天使(前編)
8.愛の讃歌
9.月に一度の天使(後編)
10.恋の蜜蜂飛行
6.みんなの歌
本人いわく「早すぎた佐村河内方式」で作曲していたオーケンの曲。

とは言え、なんかギターを弾けるようになったので、みんなの前で、弾いて歌ってみたら「それはお前の仕事じゃない」と、みんなから罵倒されたとなかんとか・・・

そんな裏話も、キンショーらしくて実にほっこりするけど、この曲は、実にオーケンの曲らしい。

シャレオツなコード展開を目指したそうですが・・・(多分「訳があるか みんなの歌だ」のあたりとか意識してるんだと思う。)
「紅白歌合戦にも出れる」のあとの「え?ホント?」のつぶやきとか、自分で書いた歌詞で、自分でこんな事を言うとか、漫画家さんが昔、コマの外に自分でツッコミを入れてるのに似てる感じでしょうかね。

あれ、好きだったのに、最近なくなったよなぁ~。

しかし、この語り。

素晴らしいよなぁ~ライブ定番の「~と問うならばぁ~」も入ってるのに、久々に「脳髄」と言うキーワードも入ってて、なんかホント集大成のような曲だと思う。

(「サーチライト」とかとは違う意味で。)
歌詞自体もそんな感じだよね。

良い曲だ。

ホント。

7.月に一度の天使(前編)
続いてもう1曲オーケン作曲。

こう言う優しい系のオーケンの詞は、最近実に心に染みてしまう。

「生きてあげようかな」「あのね」とかそんな系とでも言うか。

でも、対象がこれまでの若い恋人から、離婚して親権を取られてしまった娘に変わった所が何とも、オーケン歳とったな。

と言う感じがしないでもない。

でも、娘が居るオレには、この歌が心に来る。

とにかく来る。

段々と盛り上がる絶妙な編曲も相まって、オレはこの前編だけでも、目頭が熱くなってしまった。

「ゾロ目」みたいな曲と、「ムツオさん」みたいな曲と、この「月に一度の天使」みたいな曲が同居していて、しかも、その全てが「あぁ~筋肉少女帯だ」と思う所が、キンショーの凄い所だよ。

まぢで。

この曲を犬神サーカス団が演奏してたら、「どうしたの?らしくないなぁ・・」ってなると思うもん。

8.愛の讃歌
タイトル見た時に「あの、愛の賛歌じゃねえよな・・・」と思ってたら、ホントに「あの愛の賛歌」だった。

いや。

確かに、オーケンメッチャ歌うまくなったと思う。

でも、この歌は無謀すぎる。

なぜ、こんなに歌唱力が必要で、しかもモノを言う曲を選んじゃったんだろう・・・いや、まぁ、それはそれで良いのか。

エディーのピアノは、真骨頂と言わんばかりにキラキラと輝いているけども。

この歌はなんか、三輪さんとかが歌った方が良いのでは・・・

と、思ってたけど。

ちゃんと「自己満足カラオケ」にならないように、ニヤニヤしてしまう編曲になってた。

あと、これが「月に一度の天使」前後編の間に入ってるって言うのも、チョッと憎い演出のように思えてならないかもしれないかもしれない。

9.月に一度の天使(後編)
前編だけで目頭が熱くなったオレは、後編で涙腺が崩壊した。

それも、良い方の涙が。

何か良く分からなかったけど「ママなら最近フらとか始めたよ」の一言で、月日の流れを表現すると事か、ホントうまいと思う。

展開としては、ベッタベタだけど、それで良いんだと思う。

もちろん、これは、男が分から見たご都合主義で、理想主義の権化でしかないと思う。

でも、オレも、娘がこうなってくれれば、きっと幸せなんだと思う。

考えて見れば、オレの親父も、オレがまだ小学生のころから、親父が好きだった「白戸三平」を読まされ、「横溝正史」や「江戸川乱歩」を読まされ、「海援隊」や「吉田拓郎」を聴かされたけど、全く意味が分からなくて苦痛でしょうがなかった。

そして、今では、そのどれもを大好きになってしまったしな。

それがカルマ。

ニルヴァナと言う事か。

10.恋の蜜蜂飛行
ほっこりした所で、アンコールありきの「本日のラストソング!!」として、演奏される。

そんな曲。

それがこれだと思う。

王道のふーみんメタル。

しかも、「ゾロ目」がキャッチーだった分、こっちはノリ重視な感じがする。

とは言え、ふーみんメタル独特な、泣きのメロディーとギターソロは健在。

そして、最大の聴き所は、「キノコパワー」を超えるかもしれない、凄まじいふーみんとエディーのギターピアノバトル。

サンフランシスコの最後に匹敵する位ノリノリになれるよ。

たぶんね。

ブンブンブンブン・・・これは、ライブばれするだろうなぁ~
と、そんな怒涛の展開で、ライブはいったん終了し、そして、アンコールへと流れていくのである~~!!
次回を待て。

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