- 2009年3月27日 22:43 CAT :
-
いたたまれなくて泣いてしまう
「夢を覗き見れば、夢は夢でなくなる」と言う仮定を検証してみよう。
まず、この場合の夢が、寝てる時に見る夢だと言う大前提を提示する。
将来の夢とかとは違うって事だ。
覗き見ると言う事は、意図して見ると言う事。
冷静に考えて、夢は意図的に見るものではなく、偶発的に見せられるものであるから、冒頭の「夢を覗き見れば、夢は夢でなくなる」と言う仮定が成り立つ。
だだしそれで終われないのは、実は夢を作り出しているのが、自身の脳であると言う点だと思う。
では、夢を作り出すためのソースは一体なんなのか?言ってみれば、脳内にあるイメージや過去の体験、理想・妄想だ。
そう言う意味では、夢は、見せられているはずなのに、自分で見せている事になる。
自分で見せているものを見せられていると言うこの不思議な感覚こそが、夢の醍醐味である事は余地のない話だ。
覗き見れば、それはもう夢ではなくなるが、それを見せているのもまた、自分自身であると言う究極の自己完結型の妄想。
それが夢だ。
今夜も夢を見る。
頭で妄想する。
自己完結の面白さを検証する結果となってしまった。
- この記事を見てみる ⇒