- 2009年8月8日 23:47 CAT :
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戻る事のないあの日への追憶を
同い年の親戚の子が自殺したのは、もう数年前になるだろうか。
(その話について、詳しく書かないけれども)
あの時、別に何の感慨も沸いてこなかったのは、キッと幼い頃に少しだけ遊んだだけの記憶と、同じ中・高校に通った時の微かな蔑みの目線しか記憶に無かったからだと思う。学生当時、とりあえず生きていく事が嫌で嫌で妄想の中に逃げ込んでばかりいたオレとは対照的に、沢山の友達が居て、彼氏だって居たあの子は、当時のオレが、考えていた方法で、オレよりも先にこの世を去った。
丁度、真逆になった様子。
今になってこそ思う事は、あの時、抑えきれない衝動に駆られて死ななくて良かった・・・と言う事。
あの当時は今思い出しても、確かに最悪で、戻れるとしても二度とゴメン蒙りたい。
それでも、1日1日生き抜いてきた結果、今、あの時死ななくて良かったと思える日常を過ごしている。
何もかもがうまく行く順風満帆な人生ではないけれども、それでも、何だかこれから先の未来にも面白い事があるような気がしていたりする。
そんな今ふと、あの子もあと数年生きていれば、キッとオレと同じように、あの時死ななくて良かったと思えたかも知れない・・・と頭をよぎった時に何だか悲しくなってきた。
死にたくなるほど悲しい事や辛い事は沢山ある。
それでも、あの時死ななくて良かったと思える瞬間がいつかの将来にあるのならば、それで良いような気がする。
そうやって生きてきた(であろう)自分の親やじいちゃんばあちゃんを見ていると、オレもそうやって生きていけたらなぁと思う事仕切り。
取り留めのない文章になってしまったような・・・
マァ良いか。
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