2009年10月5日 23:12 CAT :
       

GREAT VOYAGE ’09 in OSAKA

何か色々あったような気がします。

気が付けば、もう6日。

明日は、犬神サーカス団のニューアルバム「籠の鳥天空を知らず」(だっけ?)の発売日。

お忘れなく。

ちなみに、今日は「愛よりも剣」第1巻の発売日だ。

へへへい。

と言う事で、「三沢光晴追悼興行」観戦に大阪くんだりまで行って来た。

良くテレビでは見ていた「大阪府立体育館」。

「ディファ有明」ほどではないにしろ、その感動は結構大したものだった。

うんうん。

関係ないけど、東京と比べると、大阪の街って何だか小汚いような気がする。

(途中で見た神戸の街と比べても・・・)大阪に住んでる人で、このブログをたまたま目にして、しかも、地元をこよなく愛していて、すぐキレる人がいたらごめんなさい。

よそ者の戯言だ。

気にすんな。

しかし、人が多い・・・あとで聞いた話では、府立体育館でのいつものノア興行の倍くらい人が入っていたとか。

確かに、テレビ中継とかを見ててもあんなギッシリ人が入ってる風景なんて、昔の試合でしか見た事が無いと思う。

2階席まで、ほぼ空席なし。

う~ん・・・これが続けば、プロレス復興も夢じゃあないのに・・・

と言う訳で、試合開始。

初ノア観戦。

ファンだファンだと言いながら初ノア観戦。

1~3試合目までは、尋常じゃなくしょっぱかった。

・・・わざわざ、見に来た事を失敗したとさえ思うほどに・・・逆に言えば、それだけ若手が育ってないって事なのかも知れない。

新日の前座の方がまだ面白かったような気がする。

で、何か良くわかんない「仮面ライダーヒーローショー」。

仮面ライダー役の人の発声が下手すぎて、何を言ってたのか聞き取れなかったけど(敵役の人はちゃんと出来てた。

多分、ライダー役は顔で選ばれた、うんこ野郎なんだろう。

)、最後に緑の力とスパルタンXで、バッタバッタと敵役を(それもエルボーで)倒していく所は、実に面白かった。

三沢のエルボーは、世界を救うんだ。

・・・多分。

そして、第4試合。

もうね、「クラッシュ」が流れ始めた瞬間からオーラが変わった。

蝶野の入場。

オーラが違いすぎる。

そして「グランドソード」と共に小橋が入場。

あまりの凄さに鳥肌が立った。

最後に、潮崎が入場。

やっぱり、前2人に比べるとどうしても見劣りをしてしまう。

(しょうがないけど。


この第4試合以降の面白さは尋常じゃなかった。

小橋の連続逆水平も、蝶野のSTFもしっかり見れたし、最後には「豪フラッシャー」も見れた。

(ついでに、潮崎版エメフロも見たかったけど・・・)フォールを返した時の歓声は、地震がおきたかと思うほどで初めて「会場が揺れる」と言うものを経験した。

第5試合の邪道・外道もさすがの貫禄。

ヒールとして、相手をしっかり立たせながら、上手い試合構成で魅せてくれる。

後半の盛り上げや、(シガケンの殺傷による)流血沙汰、最後の金丸「タッチアウト」まで含めて、邪道・外道の上手さを見せ付けられた。

第6試合は、何だか急に無理やり組まされた感のある杉浦 対 高山のシングル戦。

この試合も面白かったんだけど、この試合は・・・何と言うか、高山が強すぎると思う。

杉浦の必死の猛攻も良かったけど、怒った高山に対して、何にも出来ないまま、撃沈させられてた。

ただ、「エベレストジャーマン」はヤバかった。

あんなに高くて、あんなに高角度だったとは・・・テレビで見るのとはレベルが違う。

メインは、プロレスファン感涙の「聖鬼軍」。

川田と田上のタッグだけでお腹いっぱい。

唯一しょっぱくさいKENTAがどう頑張るのかも見物だったけど、会場全体もやっぱり「聖鬼軍」への声援が多かったような気がする。

三沢追悼興行なんだから、「超世代軍」と数々の死闘を繰り広げた「聖鬼軍」あってこそだとオレも思うし。

あと、何よりオレは「田上明」と言う人が、大好きなので・・・

試合は、川田とKENTAの殴り合いだけで終わるのかと思いきや、ジャイアント馬場化がココ最近顕著な田上火山が久々に噴火。

(秋山は、チョッと見せ場が少なかった気がしたけど・・・)最後には、「俺が田上だ」でKENTAをマットに沈めた。

オレは、田上への声援で、声が枯れちゃった。

そのあとは三沢追悼セレモニー。

おそらくは、最後になるであろう「スパルタンX」での「ミサワコール」。

過去の映像を眺めながら、声の限り叫んだ「ミサワコール」で、初めて本当に泣く事が出来た。

三沢が死んだ事が分かった時、過去の名勝負を眺めながら悲しくなった時、献花式の為の東京まで行った時、いつになっても、何だか信じられなくて、何だか泣き切れずにいた感情がやっと溢れ出した。

そんな感じがした。

でもそれは同時に、本当に死んだんだと言うことを再認識でもあるけれども・・・

これで、やっと一区切りできた。

・・・と思う。

今回の興行を観戦できて、本当によかった。

ココで参加してなければ、一生後悔してた。

さようなら。

そして、感動をありがとう。

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