2009年12月12日 23:46 CAT :
       

願う日ごろよ ただ安らかに

フリーファックスと言う言葉。

フリーダイアルのファックスバージョンなんだけど(マァ知ってるだろうけども)、この言葉がもう・・・良くてもフリーファック。

最悪フリーセックスに聞こえてならないものです。

どうもこんばんわ。

最近気が付いた事がある。

最近のテレビ番組について・・・

「悪意がある」という表現を良くされてる。

マァ、確かに悪意があるだろうし、見てて不快になってくるような演出だってビックリする位往々にまかり通っている現実がそこにはある。

と思う。

逆に、NHKでやってる番組は、他の民放の番組と比べれば、悪意とかをほとんど感じない。

(上の連中は、生ゴミ以下だけど。

)キッと現場が純粋に良い番組つくりに尽力している事のたわものなんだろう。

年取ってくると、NHKしか見なくなる。

と言うのも、ここに理由と考えるのが妥当だと思う。

ただ・・・オレはNHKの番組を見られない。

悪意のないものの一体何を楽しめば良いのか分からない。

純粋な良い番組。

マンガで言うところの「文科省推薦漫画」あたりになるんだろうか。

何にも面白くない。

アレを見るくらいなら、人を貶めて馬鹿笑いしてたり、露骨に擦り寄ってくる不快な演出を眺めている方が遥かに気分が良い。

人間の感情の中で、オレが興味があるものはその99%以上が負の感情であって、実際にオレが読むものも、聞くものも、見るものも、作る物だって、全てが悲しみや絶望、悪意に彩られたものばかり。

だってオレは江戸川乱歩や寺山修司、日野日出志を崇拝してるんですよ。

筋肉少女帯が大好きで、ナゴムが大好きで、あまつさえ犬神サーカス団が大好きなんですよ。

NHKは無理だろ・・・それも当然のことだと思う。

例え話で悪いけれども、オレの大好きな民俗学者の柳田國男(と言うか、第一人者だけれども)の言う民俗としての文化など、その全てが負の感情から来ている事は良く知られている話。

「かちかち山」と言う昔話。

アレは、柳田説では、飢饉と重税に苦しみ、どうしようもなくなって家族の死体の肉を食べて生きながらえた農民達が、自らの罪悪感を忘れないように、そして、重税を強いる役人への密かな復讐の意を込めて作った物語を原型として、成立したものらしい。

そこに存在するものは、圧倒的な悪意と悲しみの感情。

オレが好きなのはそう言ったありとあらゆる作品群で、どこまでも沈んでいくようなドス黒い負の感情が好きで、そう言うものに彩られたものが大好きだ。

だから、NHKの番組は見れないと言う事に気が付いた。

長くなったけど、そう言う事。

ちなみに、戦争は大嫌い。

あそこにあるのは悪意ではなく、純粋な狂気だから。

この違いを理解してもらえたら、何となくニンマリしてしまう。

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