2008年4月18日 1:20 CAT :
       

寺山修司をオマージュしたやつ等

寺山修司を敬愛して、その作品を再現している演劇集団が高松に居るらしい。

物凄く興味があるので、誰かどんな些細な事でもいいんで情報ください。

ぜひ公演を見に行きたい。

さてさてついに お布施 発売になりました。

犬神サーカス団のニューアルバム。

5曲入りシングルを5ヶ月連続でリリースする鬼の「サマーオブラブ」終了後、初のアルバム。

予想通り「サマーオブラブ」からの収録曲は一切ナシ。

全部新曲。

しかも、別名義「アンジェリック」のデビューシングルも同時発売。

頭がおかしいとしか思えない。

せっかくなので、簡単にそれぞれの感想でも書いておこう。

○呪恋(犬神サーカス団)
呪恋

1曲目からさすがとしか言いようが無い出来。

「夕焼け」、「羨望」の2曲の完成度はもう変態のレベルだと思う。

犬神サーカス団にしか出来ないだろう「人面疔」などもかなり素晴らしい。

悲しい系の曲が今回はなかったけれども、ミニアルバムなんだからその部分はしょうがないとして、アルバムとしてのまとまり、カッコよさ、角が生えた人の痛過ぎる作品などかなりの完成度です・・・取り合えず数出せば羊水が腐ると思ってる倖田さんとは違って、一つ一つが本当に高いクオリティー。

「待ちわびた日々」以降少しずつ思ってたけど、第2のライターとして情次兄さんが完全に覚醒したように思う。

○翼(Angelique)
翼

で、問題の「Angelique」。

最初コッチから聴いたから酷くガッカリ。

「コレじゃあ、その辺の特に個性のないヴィジュアル系と同じじゃないか」。

「やっぱり『サマーオブラブ』でネタは出尽きたのか」と・・・ただ、「呪恋」を聴いて考え方が変わった。

あそこまで密度の濃い作品を作れるのなら、このスカスカ、ショボショボもきっとわざのような気がしてならない。

「最近ビジュアル系流行ってるけど、そいつ等がやってる事くらいオレ達だってやろうと思えば出来るんだぜ。」と言う、いかにも犬神サーカス団らしい考え方の上で「Angelique」は活動を始めたに違いない。

ついでに言うと「呪恋と聞き比べたら分かると思うけど、最近売れてるビジュアル系なんてオレ達の技術力、センスには遠く及ばないって分かるだろ?みんな?」と言いたいが為の同日発売に違いない。

相変わらずやる事がステキすぎるバンドだと思う。

そんな感じです。

好きなものだから、偏見に満ち溢れてるけれども、そこはそれ。

ファンとはそんなものよ。

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