- 2008年7月23日 23:38 CAT :
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誰彼かまわずこの話を聞いておくれ!!と喉をつぶして叫びたいの話
「ひぐらしのなく頃に」が最近熱いですね。
名前自体はかなり前から知ってたけども・・・こうも色んなリアル殺人事件に絡んできると、否応無しにプレイしてみたくなる。
そんな男です。
志茂田です。
考えてみれば・・・その昔。
今となってはマーシー田代に匹敵する英雄として名高い、神戸の酒鬼薔薇聖斗君の読んでいたマンガが、全部オレが大好きなマンガだったもんだから「オレも将来は、ネコの首を色んな所に飾ったり、小学生にハンマー持って襲い掛かったりする」と信じ込んでたもんだ。
実際には違う意味でネコを至る所に飾っているけど・・・うにん。
かわいい・・・
今のガキんちょの中にも「ひぐらしのなく頃に」が大好きで、いつの日か知らない内に人を殺していたら・・・と思う、素敵なご子息は存在するのだろうか・・・
話題になる(オレの言う所の面白い)本。
基本的には、目を通すようにしています。
で、結局それを読む事でどうにかなるって事はないと言う確信めいたモノを感じ取る。
要は、それを読む人間が元々持つ価値観の方が遥かに大きいと思う。
別に「エヴァ」にはまったからと言って、そこから「バモイドオキ神」を生み出す事が出来る人間なんて、そうそう居ないって。
今の社会における、規制は全て消し去るべきだと思う。
さてさて、そんな中、ゼヒとも目を通して欲しい本がコレだ(↓)
絵本 地獄。ハッキリ言って、この本の中には「ひぐらし」なんか目じゃないような残酷描写が
おっぱいいっぱい。生きながら人間がなます切りなんて当たり前。
逆宙吊りで、内蔵をずたぼろにされて吐血する人間。
その吐血した血液の中を泳がされる人間。
丸まった背中に釘を打ち付けられる人間。
人間をかまゆでにして、その人間の煮汁でどす黒く濁ったお釜等など・・・
言っとくけど、コレ「児童文学書」。
分かり易く言うと、絵本ですよ。
ちなみに20年以上も前の。
今なら、発売できないだろう内容。
如何に、ココ最近の規制が厳しくなってきた事か。
ただそれでも、この絵本を子どもの頃に読んだ子どもたちの中で、凶悪殺人を犯した人間など聞いた事がない。
「絵本 地獄」は今回の脚本「非現実に抱え死す」の本筋のテーマとスゴイ近かったもので、調子に乗って言えばイマジネーションを膨らませる意味で、お買い上げしたこの本。
この中で描かれている、残酷描写(上記のような)に、一体どんな意味があったのか・・・
元々この「絵本 地獄」の中の絵は、とあるお寺に所蔵されていた室町時代(だったと思う)の地獄絵。
昔の人の書く日本の絵は、本当に恐ろしい。
個人的には、日本には古来から、「死」を考える風習が他の文化より強かったように思う。
例えば、「エジプト文明」とかも「死」についてかなり深い考え方を持っていたけど、その考え方は、どう生き返るか。
「死」からの再生を主体として考えられていた。
また、キリスト教などでも、どう幸せになるかと言った所謂「現世有りき」の「死」の世界を考えていた。
で、日本はと言うと・・・「死」有りきで、「死」の世界の為に、現世をどう生きていくべきかと言う考え方をしていた。
親が子どもに、死ぬ事とは何かを懇々と語り、子どもは「死」への恐怖を抱く。
そこに見出される意義とはただ「地獄に落ちたくなければ、悪い事をしちゃだめ」と言う短絡的なものではなく、「死ぬ事を深く考える事で、生きていると言う事、命を大切にしなさい。」と言う愛情だったように思えてならない。
「死んではいけない」と「死」否定して、生を強制する事に意味はない。
そのやり方に、命の本質、生きる事の本質を見出す余地はないから。
命を軽々しく捨てる必要はないけれども、軽々しく捨ててみようとする事、本当に死んだ事を深く深く何処までも掘り下げて考えて行く事、その最後にこそ生きる事の意味が見出せるはずだ。
それを何よりも強く教えてくれる本こそが、この「絵本 地獄」だとオレは思う訳です。
何年か前、オレが教員免許を取るための講義を受けていた時に、「命の大切さを子どもにどう教えるか?」と言う課題を出された。
その時に、オレは「生徒に、自らが自殺する事について考えさせて、作文を書かせる」と書いたら、教授に「ふざけるな」と言われた。
この教授は「アホ」だ。
こう言うヤツこそ、死ねばいい。
この考え方が、世間一般に流布されて、「死」に対する規制が厳しくなるにつれて、コレからもっともっと残酷な殺人事件が起こる。
それは、100%確実に間違いのない未来。
誰もが、身を守るため外に出る時には護身用の刃物を携えなければいけない時代が必ず来る。
いつかきっと、「死」について深く考える事の重要性を理解できる社会に日本が戻る事を切に願います。
それはただの原点回帰。
マァ何しか、そう言った諸々の気持ちを込めて「非現実に抱え死す」を書きました。
って言う、宣伝。
・・・ではないか。
取り合えず「非現実に抱え死す」なんかは、どうでも良いんで、「絵本 地獄」はゼヒ1度読んでみて、それで居て、深く心を傷つけて、「死」についてのトラウマを抱えるべきだと思います。
そのトラウマを克服して、「死」を平然と迎え入れられた時、人間は人生の、生きる事の意味を知る事が出来るのかと思う。
その死に方を「大往生」と言うんだと思う。
オレは、今死ぬ事が怖くなりました。
人生まだまだです。
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地獄の絵本、確か5年くらい前に紀伊国屋で立ち読みした事ある(゜▽゜)欲しかったけど、金無かったんだよね。
それと全く同じかどうかはわからんけど、日本画だったよ。
こないだ亡くなった俺の小学校ん時の先生も、蜘蛛の糸も含む、それはそれは色んな地獄の話をしてくれた。
もぅほとんど覚えてないけど。
ぼくのなつやすみ、機会があったら一度プレイしてみて下さい。
結構色々人間ドラマがあっておもろいよ。
あと、夕闇通り探検隊も(笑)
今の世の中には情報が多過ぎるね。
いらん事ばっか知ったら生きる好奇心なくすよね(-_-)
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同じかどうか知らんけど、似通った地獄を描いた日本絵はかなりの数存在してるよな。
どれも素敵。
この「絵本地獄」も高かったんで、「世界に未知の世界」と、「UFOの全て」とかって本を諦めて買った。
その位に魅力があったもんで。
蜘蛛の糸も確か、日本に伝わる地獄の話が基本ベースにあるんだったけ?・・・確か。
日本における、地獄の描写・・・また面白いものを見つけてしまった。
最近、新しいゲームをやる気力がないんで、ホントここ数年で話題になったゲームは、全てやった事がない。
・・・でも、機会があったらやってみるわな。
なんか、話では面白そう。