- 2007年8月18日 1:03 CAT :
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楽園は楽しい園と書く
例えばギターを譜面通りに弾くことを大切にする人と、譜面通りには弾けないけどギターを弾くことが楽しくて仕方が無い人がいるとする。
その場合、最終的に上達するのは後者らしい。
例をそのまま引用すると、譜面通り(ギターの場合タブ譜?)に弾くことを大切にするってのは、強いプレッシャーを伴う。
結果、それに縛られて、本来の楽しさってモノから疎遠になっていく。
逆に楽しくて仕方が無いってのは、楽しいからいっぱい弾く。
その内、何となく法則的なものが分かってくる。
そしたら、いつの間にかタブ譜も何となく分かってくる。
そういう事らしい。
好きこそモノの上手なれってヤツだ。
なるほど頷ける話ではあるのだけれども、何となく腑に落ちない話でもある。
・・・オレで言う所のマンガ。
オレは、マンガ描くのが好きで小さい頃から描いてたし、楽しくて仕方がなかった。
出来たのを読むのも、描くのも、出来上がったノートを1巻並べて眺めるのも楽しくて仕方がなかった。
で、確かにうまくなったと思うけど・・・そこまでだった。
そこから先は才能の問題。
オレの絵の才能の問題。
それからは、絵の描き方の勉強をして、コマ割の勉強をして、構図の勉強をして、いい絵を描けるようにいい絵を描けるようにと毎日絵を描き始めた。
いつの間にか、オレは描かなければいけないから描く様になってた。
それに気が付いた時、マンガを描くのをやめた。
アレはもう3年位前の話。
今はまた昔みたいに戻ってる。
描きたくなったらダラダラと描いてる。
もう別にいい絵を描こうとか思わなくなった。
楽しけりゃあいいさの究極のオナニー漫画家になっていた。
でも、もう完結する事無いと思ってた「G」も最後まで描ききれた。
と言っても、たまにしか描かなくなったし、勉強も辞めたから絵の上達はあんまりなくなった。
でも、楽しいから描いてる。
結局はそこに戻ってくる。
戻って来るモノが本当に好きなものなんだろうな。
ギターの話に戻ると、正確にタブ譜なぞるだけがイヤになってギターをやめたとしても、本当に好きならまた戻ってくる。
今度は、楽しんで弾けるようになって。
で、最後には、本当に好きなものだけが手元に残る。
バラ色の人生。
イエモンでまとめてみました。
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あるある。
俺も楽しく絵を描いていたいから、絵が好きでも、将来絵を描く職業になりたいとか思わなかったし。
綺麗に言うとそうだけど、汚く言うと、好きだから守ってたかったなぁ。
少なくともその道を目指そうとすると、自分は一番では無くなるし、技術を習得しようともがく事で、絵を嫌いになってしまうかもしれないし。
そうやって描いた絵は、きっとただの製図になってしまうし。
だから高校でも美術を選択しなかった俺の徹底ブリ…(-_-;)
でも、せっかく描いたらやっぱ誰かに見てもらいたい葛藤もあるよね…(笑)
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オレも好きな事を職業にする事ってホント恐怖だと思う。
好きで好きでしょうがなくて、一生懸命やって来た事を誰かに評価されるって事は、下手したら自分の全てをさらけ出すって事になりかねないもんなぁ~。
だから、今日も好きで色んなことをやってます。
そして、そっと見て貰いたい人にだけ見せています。
そうやってこれからも生きていくんだと思う。
本当に好きなモノは嫌いにはなれなかった。
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同感…(笑)
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同感に同感・・・
結局はそこに戻るみたいです。