2007年9月17日 1:51 CAT :
       

極めし頂点ははるかかなた

「PAPUWA」の新刊をやっと読み終えました。

で、ぶっちゃけコレまでのストーリーを忘れかけてたんで、もう一度1巻から読み直した。

そのまま、昔に戻って「南国少年パプワくん」まで戻って、再び1巻から読み進めた。

ついさっきその全てを読み終えた所。

で思った事。

柴田亜美は間違いなく「南国少年パプワくん」のラスト付近がピークだ。

絵的にも。

ストーリー的にも。

「南国少年パプワくん」の方が圧倒的に面白い。

そして、圧倒的に絵がステキ。

何か「PAPUWA」はもうこなれて来たと言うか、一定に決まった絵柄を並べてるだけだけど、「南国少年パプワくん」は1個1個の絵が凄く生き生きしてる。

柴田亜美の中で、生まれたばかりの絵が生き生きと描かれてる。

話自体の完成度も、間延びしてないし、それでいて分かりやすいし凄い。

凄い面白い。

(悔しいけど)
雑誌の都合上、終わらせてくれないとかそういう事情もあるのかもしれないけど、何かチョッと最近の作風は・・・どうなんだろうって思う。

モノを作るって事は全てをぶつける行為なんだから、その時々の自分を物凄いリアルに映し出してしまう。

最近はきっと、こなれてきたんだろうな。

柴田亜美・・・大好きです。

メジャー所から「あやかし天馬」とかその辺のマニアックなトコまで持ってます。

読んでます。

何だかんだ言いながら「PAPUWA」の新刊待ちわびてます。

取り合えず今日からは、天才的な絵を描く「しりあがり寿」の「弥次喜多 in DEEP」を読みます。

この人のマンガ読んでたら、絵を描くことを辞めたくなってくる。

圧倒的な才能って言うものを、見せ付けられる。

でも面白い。

名作だ。

チクショー!!

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