- 2007年10月19日 18:50 CAT :
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轢き殺されて~のかバカやろこのやろめ~
仕事帰りに薄暗い路地をチャリンコで通ると、正面から制服を着たままの高校生カップルが手をつないで歩いてきてた。
薄暗いのと、もう制服が冬服、真っ黒だったから、気が付かなくてチョッと危なかった。
その光景を見ると何だか少しだけしょんぼりする。
多分。
多分だけど、何だかんだと強がってみてもオレが高校の頃に憧れてたのって、こんな風に少し遅い時間に彼女と手をつないで下校するみたいな、べったべた青春ドラマの1シーンだったんだろうな~
オレも1度でいいからその情景に入り込みたい。そう思ってたはず。
だから少しだけしょんぼりするんだ。
しょんぼりするのはどんなに願ってもオレは一生あの情景の中に入る事が出来ないからだと思う。
でも、少しだけなのは今、オレには勿体無い位に素晴らしい人に出会えて、ソイツとの将来が楽しみだからだろう。
別にコレまでの事に後悔もないし、自分の人生なかなかいいものだと思ってる。
でもやっぱり、思い通りにならなかった部分ってのは少なからずあって、そこの部分を見てしまうとしょんぼりする。
それだけ。
帰りは、いつもより回り道をして風を浴びながら帰った。
それで、何だかスッキリした。
もう夕日は沈んで真っ暗だったけど。
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