2006年7月12日 2:14 CAT :
       

愛だの恋だとうんちくを語ってる場合じゃない人のたわ言

相手を思いやった恋愛感情を「愛」、独りよがりの恋愛感情を「恋」って言うんだって。

相手に自分の感情を押し付ける感じのは「恋」に分類されるらしい。

特に、相手の事を考えずに押し付ける状態の事を「恋に恋してる」(正確には「恋してる自分に恋してる」)って言うらしい。

要するに、相手がどうと言うより、その相手に対して恋愛感情を抱いてる自分が好きってヤツですな。

ストーカーなんかその走りだと思う。

逆に、相手の事を思って、自分の感情を抑えたり何かするのは「愛」に分類されるみたい。

って事は、「愛」って感情は相手有りきでないと成立しないし、逆に「恋」は妄想であれ、二次元であれ、ペットであれ、見知らぬ人であれ、自分本位に決めたその対象を相手として成立するって事になる。

相手がどう思ってるかとか何か考えなくていいもん。

「萌え」って感情は、この考え方からすれば「恋」の方に分類される・・・と思う。

でも、よく考えてみると、一概にそうとも言えない。

「確かに実物の人間より、簡単だし、裏切られない」みたいな考え方から、そっち方面に入っていく人も沢山いる。

・・・けど、実物の人間以上に相手の事を思いやってる人もいる事をつい最近知った。

その場合、相手は存在しない。

だけど、その偶像に対して、思いやりを持って接する。

そんな、これまでの定義のどちらにも分類できない感情。

それが「萌え」って言葉になったんだと、今は考えてます。

それでいいじゃないか。

多分、これまでのどの定義にも属さない新しい感情だったから、新しい呼び名になったんだよ。

だとしたら、「萌え」の感情を抱いてる以上「愛」って感情は分からないし、「愛」って感情を抱いてる以上「萌え」って感情は分からないんだろうな。

一体どっちの方が不幸なんだろ?

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