2015年7月20日 23:25 CAT :
       

仏滅トリシュナー

八十八ヶ所巡礼さん。

そんな名前のバンドさんです。

たまたまyoutubeで、「仏滅トリシュナ―」って曲を聴いて、衝撃を受け、気が付いたら、CD買ってしまってた。

150720aaaaaaaa

こんなのは、ストロベリーソングオーケストラさんの「切断ダリア」聴いた瞬間、「血の濫觴」を買ってた時以来だ。

こいつは、しばらくヘビロテしそうな凄いバンドだ。

何より中毒性が凄い。永遠に聴いていたい。同じ曲を。

もう、オレが新譜を買うだろうバンドは、「筋肉少女帯」「特撮」「犬神サアカス團」「ストロベリーソングオーケストラ」「水中。それは苦しい」位になってしまってたけど、そこに、新しく仲間入りする形になったわけですな。

「八十八ヶ所巡礼」さんでございます。

何かさ。思うんだけど、本当に良いバンドで良い音楽を作ってくれているのであれば、それって絶対買うと思う。

例えば、この「八十八ヶ所巡礼」。

別に聴くだけなら、youtubeでおもだった曲は聴けるわけなんだけど、それで満足しないんだよ。

その位良い音楽なんだよ。

「買うまでもない」と判断するから、買わないだけで、「買う価値がある」と判断すれば、買うんだよ。

CDが売れないのが、共有ソフトのせいだとか、youtubeのせいだとか、ニコニコのせいだとか、コピーのせいだとか何だかんだと、何癖つけてるけど、実際、そんなもん関係ないって。

オレが学生の頃なんて、今よりもっとコピーとかやりやすかったし、レンタルとかも流行ってた。だから、「買うまでもない」曲は、レンタルか、それさえも微妙な曲は、誰かからコピーして貰ってた。

それでも、世の中ではミリオンが毎年何作も出てた。

今、オレは、もうコピーなんてしない。自分の聴く曲をレンタルする事すらなくなった。

全部買ってるよ。

先に挙げた、バンドのCDは全て買ってるよ。

でも、世の中ではかつての何分の一程度にも売れなくなってる。

オレの持ってるCDの数は着実に増えて行ってると言うのに。

昔は、街中に音楽が溢れてたから、「買うまでもない」曲でも聴けるようにしておきたかったと言うのはあると思う。

今は、ジャスラックさんと言う素敵な組織の台頭で、街中から音楽が消えていった。だから、「買うまでもない」曲はもう無理して聴こうとは思わない。その代わりに、本当に聴きたい曲だけを買って聴くようになった。

違いはと言えば、そんなとこだ。

ネットのせいにするのは、お角違いも良いところ。

売れなくなった理由はめっちゃ簡単だと思う。

「買うまでもない」曲だから。

ネットは、音楽業界の的じゃあないと思うんだけどな。

今回の「八十八ヶ所巡礼」だって、youtubeで見つけなければ、間違いなく買わなかったんだし。

問題なのは、「買うまでもなく、ネットで聴ければ良いや」程度の曲が氾濫してる事なんだって。

そんなことが分からずに、ネットでの配信を規制したらどうなるか。「じゃあ、聴かなくてもいいや」になる。

なんで、それが分からないんだろうね。

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