- 2015年11月7日 22:10 CAT :
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ここから何かが始まる
犬神サアカス團の新譜「ここから何かが始まる」を聴いてます。
いや、筋肉少女帯の「おまけのいちにち」のレビューも書きたくてウズウズとしているんだけれども、今は、こっちを聴いてるんだ。
同じ月に、発売しなくても良いじゃないか。と思いつつも、幸せを噛みしめる。そんなファン冥利に尽きると言う奴か。
取り合えず、聴いた感じ。うん。アングラだ。天井桟敷だ。寺山修司だ。
「恐山」の頃に言ってた「和風」の部分はほとんどナリを潜めてる(まぁ、それは「玉椿姫」もか。)。
そして、「玉椿姫」のようなカッコいいロックチューンはほぼない。
じゃあ何か。
アングラ。だよ。
そう言ってんじゃねえか。
何だろう。「恐山」が原点回帰だったとすれば、これはもう過去のどの犬神サアカス團とも違う。まったく新しい(正確には、古いアングラ臭が漂ってる)アルバムだと思う。
「玉椿姫」とは全く違う、予想裏切られまくりのアルバムだった。
間違いなく言えるのは、全然キャッチーじゃないよ。ってこと。売る気はないんだろうね。
スルメ。だとは思うけれども、もう少し聴きこまないと評価なんてできないので、もう暫く聴きこんで見る事に致します。
ハイ。
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