- 2016年3月24日 23:48 CAT :
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ただただ海を漂うだけ
ほらっちょ川上さんが世間を席巻している昨今。
ふと思う事があったりする。
「うそ」とは、いかなるものか・・・
いや、別に哲学的な事とか、心理的な事とか小難しい事を言うつもりはないんだけれども・・・
オレ個人の話でいえば、嫁曰く「意味のない嘘を意味のない時につく嘘つき」らしいです。
実際に、これまでに適当についた嘘がビックリするほど大事になってしまった「ほらっちょ川上状態」になった事も何度かある。その中には、未だ、誰にもばれていないだろう(と思ってる)事もいくつかあり、それらについては、もうこのまま誰にも話さずに、墓場まで持って行く所存です。
この手の事は、比較的、若い時にあるよね。
ここ最近は、そう言う事はもうない・・・と思う。ないよね・・・
某韓国の話じゃないけど、「嘘」って不思議なもので、つき通してると何だか何が本当で、何が嘘か分からなくなる。
この感覚・・・多分、「嘘つきさん」じゃなきゃ分からないと思う。
そして、その嘘を他の誰かに正された時、凄く不思議な感覚になるんだよ。「あれ?オレの記憶と違う」見たいな感じ。
そう言う意味で、オレは「嘘」は一種の「ゲシュタルトの崩壊」だと思ってる。
嘘もつき続けば真実になる。
いや、なりはしないんだけど、少なくとも自分の記憶の中で真実になる。
この世の中が5分以上存在している事を証明する手段は無いと、どこかで聞いた。確か、哲学的な話だったんだっけ?
過去の記憶がある。
過去の物的証拠がある。
と言っても、それが本当に経験した記憶なのか、誰かに埋め込められた記憶なのかを判別する手段などこの世にありはしないと言う話だ。
これを前提に考えるのであれば、「つき続けて自分の中で真実となった嘘が事実と異なる事を証明する方法は無い」と言う事になると思う。
「嘘」とは実は、今現在ついていたとしても、将来的に自分の過去を作り変えてしまう力あるものなんだろう。
そう考えた時、「嘘をつく」と言う行為に異常な恐怖を覚えるようになった。
そうやって、大きな嘘をつく事が無くなっていった今日この頃・・・
ほらっちょ川上さんを見ながら思う。
やっぱり嘘はダメですね。
昔から、比較的「素直な子だね」と言われて育ってまいりました。
自分で言うのも何だけど、素直だったと思うよ。そして、ものすごく正直ものだったと思うよ。
ただし、それは自分の心に対しての話で、現実世界での話ではなかった。
だから、色々やらかしてきたんだ。
「虚言癖」があると言われても良いけど、オレは今でも思ってるよ。誰よりも正直者だと。
それでもやっぱり嘘はダメですね。
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