2016年4月22日 0:05 CAT :
       

週替わりの奇跡の神話

嬉しすぎてツイッターで報告してしまったけれども、筋肉少女帯のニューシングル「週替わりの奇跡の神話」が届きましたよ。

昨日の昼頃に、amazonさんでポチっとしたら、次の日の朝にはもう届くらしい。何と凄い時代なんでしょうね。

キンショーと出会ったばっかりの頃は、何件もCDショップをはしごして探してたと言うのに・・・

ただ「おもちゃめぐり」よろしく、やっぱりお店をはしごして手にした時の感動と比べると、薄っぺらいよね。まぁ、そんなもの聴き始めたら吹き飛ぶんだけれども。

今回は、買い忘れていた特撮のニューアルバム「ウインカー」も一緒にお買い上げしておりますので、簡単にその2つのレビューでも・・・

 

 

「週替わりの奇跡の神話」

前回のシングルに続き「うしおととら」のOP曲らしいです。アニメ見てないし、マンガも読んだこと無いので、そっちからの情報はないです。

前作はおいちゃん作曲だったけど、今回はふーみん作曲です。(前回のシングルも、ふーみん作曲の「おわかりいただけただろうか」とどっちにするか最後の最後まで決めかねてたらしいけども)。

良くも悪くも橘高メタル。お城の建つギターソロ満載の曲でございます。

古臭いとか、新しさが無いとか・・・そんな事言う人も結構いるらしいけれども、何を勘違いしているのか・・・。これはもはや様式美。もうね。前にも書いたかもしれないけれども、筋肉少女帯はこれで良いんだ。何を求めてるんだキンショーに。

これで良いのだ。

ただ願わくば、オーケンの歌詞にもう少し昔のような狂気が欲しい・・・「月光蟲」とか「レティクル座妄想」とか辺りの・・・

「次回のアルバムのテーマは」を聞かれて「キチガイです」と即答できるような不条理な世界観が・・・

エディーの加わった最強の演奏陣が奏でる様式美に、オーケンの不条理な世界観が合わさった時、筋肉少女帯は世界最強のバンドになるんだ。

ちなみ購入したのは初回限定盤なので、DVDがついてた。

このDVDはかなり豪華。普通にライブDVDとして出しても良いんじゃねえの?と言う感じ。

定番曲から、レア曲までたっぷり収録されております。

買うなら、絶対初回限定版だろ。これ。

個人的には「冬の風鈴」で涙して、「日本の米」でニヤニヤして、「サンフランシスコ」で燃え尽きました。

 

 

「ウインカー」

「パナギア」以来3年ぶりのオリジナルアルバム。もう3年も経つ事に結構ショックを受けたんだけど、間に「シネマタイズ」があったのも要因かも知れない。

それよりも、特撮デビュー16年だって。そっちの方が衝撃だわ。

で、アルバム。

前作「パナギア」はチョッと実験的な曲が多かったんだけど、今回のアルバムはその流れを汲みつつうまく落とし所を見つけた感じ。

「特撮と言えばこれだぜ!!」なナッキーの重たく変態なギターが鳴り響き、ノリノリアップテンポな曲がうまく実験的な曲と融合してる。

一聴して「これは名盤だわ」と分かるビックリするほど完成度の高いアルバムだったよ。

再始動後ではもちろん最高。

「アジテーター」までのノリに「オムライズ」「夏盤」辺りの落ち着いた雰囲気を取り入れつつ、再始動後の実験的なメロディーラインと構成を楽しめる。そんな所か。

そんなもんだから、一聴して名盤臭いのに、スルメの様相も呈している。

全く特撮知らない人に「ベストアルバムだよ」って言って聞かせても、全然行ける。捨て曲なんてある訳ないんだよ。マリア。

そして、その演奏陣に引っ張られたのかオーケンの歌詞がメッチャ良い。

筋肉少女帯では、もう好きに歌詞を書かせてもらえない(メンバーと言うより、その後ろにいる偉い人たちに)だけみたい。その分が特撮の方で良い感じに爆発してる。

特に好きなのは「中古車ディーラー」とか「人間蒸発」だけれども、全体的にクオリティーが高い。

いや。これは、ホント良いアルバムだわ。

そして、こっちも初回限定版(発売から2ヶ月経ってまだ普通に買えるのも少し悲しいけれども)なのでDVDが付いてる。

こっちのDVDは単純なライブ映像じゃなくて、ライブのダイジェストとドキュメンタリータッチにその裏側を映した内容だった。

結果から言うと、こっちの方がDVD良かった。

ライブでも見る事の出来ない裏側が見られるとか凄い嬉しい。

浅いファンの人には、多分不満だと思う。ライブの曲もダイジェストだからぶつ切りばっかりだし、誰だかよく分からないおっさんがふざけ合いながらダラダラ喋ってるだけだもんね。

でも、全部のアルバム聴きこんでて、イントロ聴くだけで全ての曲を口ずさめる古参ファンのおっさんはそれが面白いんだよ。

何と言うか、特撮のCDを買うのはもうそんなファンしかいないと思ってるんだろうね。実際にそうなのかも知れないけど。

最後の「じゃあの」でチョッと泣きそうになってたよ。何の涙だと言うんだろうね。

どうでも良いけど、ベースが高橋竜ちゃんから変わったのか。知らなかった。

新しい人はまだどんな人かよく分からない(DVDでもほとんど絡みが無かった)けど、まぁ、特撮でやれるんだから、きっと変な人なんだろうて。

 

 

と、簡単なレビューだけれども、良い音楽を聴いたお陰で色々創作意欲に充ち溢れそうになっております。

「やみ。世界」の第6話。アタリとセリフだけは、最後まで出来てて、ペン入れは半分よりチョッと位まで終わっております。

今回は、割と順調かもしれない。

早ければ、ゴールデンウィーク辺りには・・・アップできるかも・・・

色々やってはいるんだよ。

形になってないだけでな。

160421aaaaaaaaaaa

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