月別アーカイブ: 2009年11月

2009年11月29日 3:56 CAT :

皆同じ顔なら僕は君を選ばない

例えば、悩み事とか、不安な事を全て何も気兼ねせずに話せる世界があったらどうだろうか。

そんなやつらが居る世界には行きたくは無いけれども、その世界にオレは行きたいような気がする。

そんなアンニュイなニュアンスの話。

・・・違うか?

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月28日 12:51 CAT :

まんこコジ開け隊

仕事初めてから、めっきり家のパソパソをつけなくなった。

んで、ブログも放置気味。

なので、少しずつだけど会社の昼休みを使って、文章でもつむいでいこう。

飽きるまで…
さてさて
女は三歩下がって男についてくるもんだ。

と言うと、田島付近がピーチクパーチク「男尊女卑だ」とのたまいそうだけれども、実はこの言葉には違う意味の解釈がある・・・らしい。

つまりは、「女は黙って男の後ろからついてこい」じゃあない意味。

この言葉が使われはじめたのは、武士の社会になってからで、武士としての日本男子たる心得がそこにはある。

「様々な危険からオレが守ってやる。

だから、女は三歩後ろからついて来い」
女は、子どもを産み育て、家庭を守っていく大切な存在。

だから、安全な三歩後ろを歩んでいけと・・・

この解釈。

真相と言うわけではなく、諸説の中のひとつだけれども、以前から言ってる日本人の大切な感情、「御大切」に近いものを感じてしまう。

そんな、日本的レディーファーストには、本来の性差ありきの役割分担が見え隠れしていると思う。

男は体力的に勝る女を守り、女は家庭を作りそれを保持していく。

それは多分、本来の役割分担。

その役割を果たせて初めて生きてきた意味があるのなら、オレはまだまだやるべき事が多いんだろうな・・・

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月23日 22:37 CAT :

振り返るには短すぎると最後の最後に少女は悲しんだ

くろすけと「また一緒に曲作ろうか。」と話をしたのは、多分今年の5月くらい。

それから、遠距離恋愛しながら、古風にお手紙でやり取りやり取りを続けて早半年。

今週日曜日の歌撮りで、ひとかどの完成を見ました。

もともとは、「夜伽話」と「四千年王国」の2曲だけのシングル(去年と同じように)の予定だったのに、時間が空いて暇になったと言う理由で、曲作りを続けていく内に、なんとアルバム1枚分にもなってた。

12曲入りで収録時間が77分44秒と・・・

くろすけには、延々7時間(8時間)も歌わせっぱなしで申し訳ない事をした。

と言うか、途中でモリモリネタが浮かんできて、その場で適当に書いた文章を読ませたり、悲鳴を上げさせたり、一人演劇させたり、アドリブであほな事をやらせたり・・・等など、大分無茶をさせてしまいました。

・・・ごめんなさい。

ただその分、尋常じゃなく良いのが出来たと思う。

コレが駄目だと言うのなら、そいつとオレは根本的な感性が合わないって事だ。

取り合えず、今は最終チェック。

ミックスダウン終わった状態の楽曲をアホほど聴きまくって、最終的な直しが無いか確認。

コレが終わり次第、マスタリングをしたら、遂に完成だ。

ホント長かった。

実に感無量です。

タイトルは「脛毛おうじょと巨乳じいや」。

ちなみに、ジャケット(↓)
脛毛表紙
収録曲(↓)
M1.踏まれた洸中花
M2.不幸飛行夜行
M3.夜伽話
M4.帰郷
M5.ナスルーラのクロスを持つスーパーツジノコミチ
M6.ひと時の暗がり
M7.空色暗中
M8.捨幸醜貌女の死に様
M9.白い世界
M10.四千年王国
M11.子守られの唄
M12.S’ee Through~牛歩RIMIX~
捨て曲などあるはずも無い・・・と思ってる。

オレわ。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月19日 23:29 CAT :

君のまんこは君が思っている以上に臭いんだよ

死ぬ夢を見た。

なぜか、首吊り台に連行され、そのまま自ら首を吊って死ぬ。

・・・そんな夢。

不思議な事は、「首を吊って死ぬ」とは、こう言う感覚なんだと言う事を実にリアルに体験したような気がした点かと・・・

首を輪っかに通して台を外すと、はじめモノ凄い苦しい。

「あががが・・・」ってなるんだけど、その内その苦しさが段々なくなってくる。

それは、気持ちがいい感じではなくて、凄い睡魔に襲われて、コテッと寝てしまうような感じ。

ふわ~っと眠ってしまうと、次の瞬間には、日常に戻ってる。

でも、もう誰もオレの事なんか相手にもしてくれない。

と言うか、見えて無いんだろう。

死ぬ事よりも、死んだ後。

その感覚が永遠的に続く事の方が辛かった。

そんな夢。

死ぬ間際。

オレは、なぜかその首吊り台まで一緒に来てた弟に、財布を渡して「死んだらもう金は要らないから、それは全部やる。

何か旨いものでも食べたらええわ。」と言ってた。

こんなに気持ちのいい「死ぬ夢」をはじめて見た。

ついでに、こんなに鮮明に記憶に残ってる「死ぬ夢」ってのも、凄い久しぶりだと思う。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月18日 1:28 CAT :

バーバラズ・タンゴ・リテヌート

「ニクキュウキモチヨシ」
昼には近くの会社のサラリーマンが昼食を買いに殺到するような
そんなどこにでも小さなコンビニの一角に
ほとんど誰にも気づかれないまま
日がな一日眠ってばかりの
何だか薄汚い茶色い野良猫がいた。

もう人間なんて見飽きてしまった
その野良猫は
人間が近づいてきたってお構いなしで
日がな一日眠ってばかり。

わずかな時間しかない昼休みに
わざわざ野良猫の相手をする暇なんかある人間は居ない事を
その野良猫は知っていた。

そんな時間があるのなら
少しでも
そこの公園のベンチで日向ぼっこでもしながら
すり減らした気持ちの回復を推し量る事に
人間は精一杯だと言う事も
その野良猫は知っていた。

いつものように何とはなしに眠っていたその猫に
1人の
何だか浮浪者のような風貌をしながら
どこか高貴な雰囲気と髭を蓄えた一人の紳士が近づいてきた。

ネコの肉球は目も覚めるようなピンク色。

紳士は静かに猫の肉球をプニッと押して
「ニクキュウキモチヨシ。

 だけれども、フェラチオに比べれば
 まだまだお前の肉球は気持ち良しでは無い」
とだけ言った。

野良猫は「ミミ」としかしゃべれないんだけれども、
何だか悔しい気持ちになった。

野良猫はフェラチオが何なのか良くは分からないんだけれども、
何だか悔しい気持ちになった。

次の日には
もうその野良猫がいつものコンビニから居なくなってしまった事に
気が付いた人間は誰も居なかった。

誰にも知られないまま
野良猫は旅に出た。

気合を入れて
「ミミ」とだけ鳴いて
旅に出た。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と言う、物語を思いついた。

この後の展開・・・

この野良猫は「ネコ仙人」の元に赴いて、特に意味も無いのに滝に打たれて、初めて自分の毛皮が割と水をはじく事を知ったりする・・・

・・・見たいな感じなんだろうと思うけれども、何分とてつもなく長い物語になりそうなので、冒頭部分だけ簡単にここに残しておこう。

いつか、また演劇が出来るような機会があったら、その時(覚えてたらの話だけど・・・)この物語をしっかりと完成させてあげたいと・・・そんな事をふと思った。

実はもうひとつ。

かなり昔に考えた、何もかもに絶望した時、果たして人間は何に楽しみを見出せるのか?・・・と言う、物語も今日、嫁と話をしていてふと思い出した。

「神様とその他の変種」以降、頭の中が物語になっている気がする。

そんな気がする。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月17日 23:08 CAT :

虚空へのプレリュード

演劇の演出中、「そこで『オラ東京さ行くだ』を口ずさんで」と言うと、『それは何ですか?」って言われた。

・・・コレが俗に言う、ジェネレーションギャップか・・・

しなびたおっさんの言う事は、時としてピチピチの女子高生には通じない。

うぬぬぬ・・・

車田マンガを沢山読んでる今日この頃。

遂に「男坂」を読んだ。

最終ページの「未完」の字が有名なこの作品。

読んでみての感想は、面白い!!だった。

・・・意外にも
ただ、それまでの「リンかけ」や「小次郎」みたいな車田的な面白さじゃなくて、純粋なマンガとしての面白さ。

「男一匹ガキ大将」の劣化コピーと言ったところか。

車田マンガらしからぬ、しっかりと作りこまれた複線の入り組んだストーリーは、構想10年(多分嘘だけろうけど・・・)と言っても納得するような・・・しないような・・・多分「男一匹ガキ大将」を読んで「ア~オレもこういうマンガ描きたいなぁ~」って思ってから10年なんだろう。

惜しむらくは80年代のジャンプだったと言う事。

コレが別の雑誌か、もう少し後の年代のジャンプだったら、かなり面白かったのかも知れない。

(ただし、設定自体は80年代なので、後の世代のジャンプで受け入れられたかは若干微妙・・・)
当時の素直な少年、少女にはこの入り組んだ物語は受け入れがたかったんだろうな。

面白いのに凄い残念・・・

それに、学園忍者モノだったはずが、気が付けば4千年に及ぶ戦争に発展してたりする(それも月で)荒唐無稽な作風のマンガ屋さんだ。

オレなんかが想像も出来ないような、圧倒的な物語がこの後にもあっただろう事を考えるとホント残念無念。

ジャンプって馬鹿だと思う。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月16日 1:34 CAT :

人の顔はひとつっきゃないのに目玉はふたつもあるのです

1月4日発売号からハンターハンター連載再開だそうで・・・

と言う事は、1月には「ハンターハンター」の新刊が出るのか?どうせ、10週掲載だろうけど。

それでも、連載再開するだけで嬉しい。

・・・何か腹立つ話けど。

さてさて・・・

新しい仕事場に出勤するまでの1週間。

前の職場での引き継ぎ作業と、母校演劇部での講師と言う、プチ二足の草鞋をはく事になった。

新しい仕事場では「本当は今すぐでも力を存分に発揮していただきたい」とありがたいお言葉をもらった。

前の職場では「今週来てもらえるだけでも凄い助かります。」とありがたいお言葉をもらった。

ついでも、仕事も沢山もらったけど。

高校に顔を出すと「来てくれたんですね!ありがとうございます!」と・・・帰りに「今週は多分いっぱい教えに来れそう」というと、「ホントですか?!来てもらえたら凄い嬉しいです」と部員総出で深々と頭を下げながらありがたいお言葉をもらった。

何か知らんけど、必要としてくれる場所がある・・・様な気がする。

何か知らんけど、チョッとニヤっとしてしまう感じ。

オレが昔、誰からも存在を認めてもらえなかった事を知ってる人はこの中には居ない・・・。

居場所が無い毎日。

マンガのキャラクター達にとっての「マンガの作者」と言う居場所を自分で作る事で過ごしてた。

オレのマンガを描く量が目に見えて減ったのは、この居場所作りの作業が無くても、何だかアイデンティティを保てる様になって来たからだと思う。

あの頃のオレは、将来こんな風になれるなんて想像も出来なかったんだろうて。

今は、オレが居ないと死んでしまう植物と、どんな時も一緒に生きてきたカメと、自分の欲求がある時だけ人懐っこい新入りのネコと、家族と、そして大切な人に囲まれながら、何だか幸せに生きております。

くろすけに電話口で「老けたこと言うようになったなぁ~」って言われた。

オレもそう思う。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月15日 23:07 CAT :

彼岸に咲くあの花のように

未だに何だか「神様とその他の変種」の事が頭から離れない。

あれは一体何だったんだろう・・・と言う変な観念が、隙を見つけては、頭の中にフツフツと湧き出てくる感じ。

色んな意味で後を引く作品だった。

う~ん…面白い・・・

嫁と2人で出かけてきた小旅行。

その行き先は、淡路島。

淡路島にあると言う大きな植物園「奇跡の星の植物館」へ行って来た。

2時間ほど「ひろみっちゃん」を走らせてたどり着いたは、淡路島。

日帰りなもんで、早速目的の植物園へ・・・

凄い!!凄すぎる!!ビックリする位大きな植物園。

いやまぢで。

凄い大きさ。

そして、伸び伸びと生きてる植物達。

サボテンってこんなに大きくなるのか?って言うくらい大きなサボテンとかがいっぱい居た。

家にいるヤツと同じ仲間もいっぱい居るんだけれども、そのどれもが規格外にでかい。

(元気さと可愛さでは、負けてないと思うけど・・・)
特にでかかったのは、やっぱり「バナナの木」。

家のバナさんだって、植種台の中ではかなりでかいけど、そんなもの比にならないくらいでかい。

多分5m以上あると思う。

出来れば、バナさんもあの位大きくなれば良いのに。

あと、千田とかマルもあの位大きくなれば良いのに。

ただ、そんなオレよりも、至る所ではしゃぎ回ってたのは嫁の方。

オレより植物好きなんだから、その喜びようは凄まじかった。

何か、アレを見てたら、オレが1ミクロンも植物に興味なくても、ここにまた来ようって思うだろう位に、喜んでた。

可愛いヤツよ。

ひとしきり見て回った後には、中のカフェでチョッと休憩。

そこになって、物凄い疲れが襲ってきた。

一休みすると、どっと疲れがやってくるって言うアレだと思う。

でも、そこでチョッと休んで元気になってから、もう一巡回ってきた。

合計したら、4時間くらい楽しんだ。

淡路島じゃなくて、もっと身近にあったらしょっちゅう行ってたような気がするなぁ~
写真は、カフェでフヘ~ってなってるオレを嫁が撮影したヤツ。

(↓)
ふけたおっさん
ただの老けたおっさんですな。

でも、飲んでるのは「ブルーハワイ」と言う・・・

今度は、泊まりでのんびり遊びに行きたいと思った。

そんな淡路島のお話。

植物好きは、言って損は無いと思う。

植物に興味ないヤツも、それはそれで楽しいと思う。

植物嫌いなヤツは、行かないほうが良いと思う。

植物に憎しみを持っているヤツは、その原因を聞いてみたい。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月15日 2:16 CAT :

西に夕日が傾くとき東に真っ赤な月が昇る

新日本プロレス11.8両国PPV。

中邑が棚橋を下して防衛成功だそうです。

てっきりここで棚橋が勝って、ドームのメインで棚橋と誰かのIWGP戦をするとばっかり思ってたのに・・・久々に新日のストーリーが予想外で面白い事になりそう。

ここはひとつ、凄い大胆だけど1.4の「レッスルキングダムⅣ」では、ノアから潮崎参戦で、棚橋VS潮崎のGHCタイトルマッチをやるって言うのはどうなんだろう?チャンピオンが、他団体に乗り込んできてのタイトルマッチとかあんまり聞いた事無いけど、それで、IWGPとGHCの2大タイトルマッチって事になったら、去年の三沢、武藤参戦の「レッスルキングダムⅢ」を上回る内容になるかも・・・ついでに、コジコジが天山と三冠王者戦をやって、3大タイトルマッチとかなったら、オレでも見に行こうかな・・・って考えるわ。

いっその事、毎年1月4日はプロレスの日って事で、全団体が協力して、プロレス祭りを開催すれば良いのに。

とか、考えてみる。

さてさて。

先日。

遂に買ってしまいましたよ。

「パワージューサースタイル+」。

・・・ショップジャパンで・・・

事の発端は、会社で(前勤めた方ね)ジュースを取り扱う事になって、その為にジュースによる健康をツラツラと勉強した事にある。

その結果、ジュース良いかも・・・ジューサーを買おう。

と言う決意が出来た。

そんな流れ。

となったら、前からテレフォンショッキングで気になってた「パワージューサースタイル+」を買うだろう。

普通わ。

届いたのは、今週の火曜日くらい・・・だと思う。

(今週はとにかく、研修でアップアップで日にちの感覚があんまり無いんだって・・・)
取り合えず、早速のところアクセクと色んなジュースを作って飲んでる。

普段、ほとんど野菜も果物も取らないオレが、ジュースとは言え、色んな野菜や果物を取ってる事を何だか色んな人に喜ばれたりしながら・・・

(↓)は、この前作ったニンジン1本となし半分とみかん5個のジュース。

パワージューサー
コレはうまかった。

最初の頃は、恐る恐るだから、例えばみかんだけとか、例えばリンゴだけとかで作ってたジュースも、だんだん調子に乗って、変なものを入れ始めた感じ。

今日は、みかん3個にトマト1個、ニンジン1.5本にほうれん草1束で作ってみた。

圧倒的なトマト臭と、ほうれん草の青汁パワーで、さすがにチョッときつかった。

その内、「こんなもん飲めるか~」なヤツを作ってしまって、特にやる事も無くて飽きた。

と言う理由で、ジュースを飲まなくなる。

せっかく買ったのでそんな事だけは、避けながら強く生きて生きたいと強く願っております。

おっぱい。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月14日 20:36 CAT :

神様とその他の変種

オレが神様としてあがめている変態さんの一人に「ケラリーノ・サンドロビッチ」と言うおっさんがいる。

小林さんと言い換えても良い。

あんなにブクブク太り腐ったのに、歌声は「有頂天」の頃と変わらないと言う奇跡を体現している人で、(オーケンを見てみろ。

と言いたい所。

)嫁は緒川たまき。

緒川たまき可愛いと思う。

「巨人のドシン」で好きになった。

あんな変態デブリオになぜ・・・と未だに思ってる。

そんな、ケラさんの主催する劇団こそ有名(かどうかは知らんけど)な「ナイロン100℃」だ。

「ナイロン」と言えば、「惑星ピスタチオ」と双璧をなすオレの大好き劇団。

と言うか、オレの演劇作品のパクリ元。

そんな「ナイロン」の今年上演された33シーズン「神様とそのほかの変種」を、何を思ったかNHKでやってたんだって。

ビックリして、急いで録画しようとしたんだけど、当たり前の様に上演時間は3時間を越えてる。

しかも、DVDレコーダーのHD要領が3時間も残ってなかったんでやんの。

(オレのやつは古いので、80時間くらいしか録画できない。

)急いで、適当に新日のプロレス中継を消しまくって何とか時間を確保。

しっかり、全部録画する事が出来た。

「神様とその他の変種」。

ケラリーノ・サンドロビッチな作風と言えば、ナンセンス・シュールと統括されがちだけど、オレは何となく「有頂天」、ひいては「劇団健康」時代からの「意味のない事に意味がある」とか、「無意味にこそ価値がある」と言うスタンスをしっかりと継承してるように思う。

ストーリーはビックリするほど作りこまれている。

伏線の張り方だって、まるでお手本のような素晴らしく決まっていく。

あんなブ男に(昔はかっこよかったけども・・・)なぜこんな素晴らしいストーリーが書けるんだと思ってる。

でも、それじゃあただの僻みなので、容姿と才能は関係ないと思い直す事にした。

今回の「神様とその他の変種」だって、何重にも張り巡らされた複雑に絡み合う人間模様を見事にまとめた、尋常じゃなく作りこまれたストーリーは驚愕。

ついでに、ナゴム特有のドス黒い感覚すらもしっかりとはめ込まれているんだから、面白すぎる。

3時間なんてあっという間だ。

と言うか、気が付けば1時間経ってて、気が付けば2時間経ってて、気が付けば終わってる。

そんな感覚。

夢中で見てた。

そして、頑張れば色んなテーマを探り出す事もできるだろう。

でも、多分ケラさんはそんな事考えて書いてない。

テーマ性を考え出すと言う行為は、見る側が高尚な気分になりたくて勝手に妄想しているだけの事で、キッと、この作品の意味なんか無い。

それが、ケラさんの作品の一番素晴らしい部分。

意味のない事に、人生の貴重な3時間を注ぎ込んでいる。

(劇場に足を運ぶ人は、その観覧代だって払ってる。

)でも、意味のない事にそうやって使ってしまう事に、大きな意味があるんだろう。

「カイジ」じゃあないけど、損だ。

得だ。

金だ。

資産だ。

と姦しい社会において、無意味な事に費やさせると言う凄さ。

それは、キッととてつもないパワーなんだと思う。

ついでに、役者さんのうまさが尋常じゃなかった。

オレはかねてから、役者の名前で出てくる人は役者じゃないと思ってる。

例えを出して申し訳ないけれども、木村拓也は、駄目だと思う。

何をやってもキムタク。

マァ、あの人は役者じゃないからどうでも良いけど。

そんな事を念頭において考えたとき、エンドロールを見てビックリした事が多過ぎた。

子どもの役やってたの「みのすけ」・・・?!!
あの奥さん「犬山犬子」だったのか・・・?!
そのだんなさんは「山崎一」だとぉぉぉ・・・・?!
見たいな感じ?あと、水野美紀さんが出てた。

あの人は、香川県出身だから、何となく贔屓目に見てしまう感じ。

素晴らしい演劇を見て、久々に脳内がリフレッシュされた感じがする。

んで、「演劇やりたいなぁ~」って思ってたら、今日になって、母校の演劇部の顧問の先生から「もう少しでコンクールが始まるので、また教えに来てください」って連絡が・・・

指導と演出って形だけど、少しだけ演劇が出来るようになった。

仕事も決まったし、「脛毛おうじょと巨乳じいや」のレコーディング日程の確保も出来たし、その上演劇まで出来るようになるとは・・・最近、何だか色々うまく行き過ぎてる気がする。

そうそう明日、仕事が始まる前に嫁とチョッと遠出でお出かけしようかと思ってたりもする。

まだ予定は未定だけど・・・

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月14日 17:20 CAT :

骨を砕く雨の中で

さてもさても。

1週間ぶりです。

先日の記事で、「どうせ誰も期待してやいないだろう」と書いたけれども、それでも一週間ぶりとは、なかなかどうして・・・オレ個人として、いや~んまいっちんぐです。

はい。

大体、プロレスを熱く語った記事がトップにあるとどれだけプロレス馬鹿なんだとか思われてしまう。

そんな光栄な話は無いですよ。

って訳だね。

1週間の研修が終了。

何と、採用になりました。

取り合えず、前にWEB関係でお手伝い(と言うか、バイトか?)してた会社の方でしっかりと引継ぎをしとかないとなぁ~と思う分で、1週間ほど猶予をもらった。

それはある意味、仕事前の1週間のお休みとも取れるような取れないような・・・取れないか。

1週間。

特に何も無かったわけではなく、それ相応にいっぱい話はあるのだけれども、何はともあれ、お仕事が決まった事が何より良かった。

コレで、色んな所がうまく回り始めたら良いんだけれどなぁ~。

生活が規則的になったお陰で、体調はすこぶる良い感じ。

やっぱり、早寝早起きは大切だと思う。

ついでに、何だか精神衛生的にも調子が良いような気がする。

嫁にも、「今回は余裕があるね」と・・・

余裕があるのかは知らないけれども、仕事内容自体が、「多分、何とかなる」感じがすることが、一番気分的に良い感じな原因だろう。

・・・とは言え、まだまだ技術不足。

もっともっとお勉強しないといけないけれど・・・

何しか、(チョッと回復してきたとは言え)凄まじい大不況の中、必要としてくれる仕事場があったと言う事をまずは喜ぼうじゃないか。

うんうん。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月8日 23:31 CAT :

精神異常者とネコの爪は鋼鉄の爪

今日、従兄弟とプロレスの話をしている時に「八百長試合なプロレスの面白さが分からない」と言う話になった。

プロレスファンなら、一度は誰かに聞かれた事があるだろう、この手の質問。

コイツについてチョッと・・・

プロレスが八百長かどうか・・・と言う話。

プロレスファンを名乗っておきながら、プロレスが台本もアングルもなしにリアルにガチでやってると思ってるヤツはいないと思う。

(小さなお子さんと、未だに仮面ライダーが実在してると信じているハピネスな大人は除くとして・・・)
そう。

プロレスには、しっかりとした台本がある。

そして、シリーズの最終戦では誰と誰がどういう因縁でタイトル戦をするかがあらかじめ決まっているアングルがある。

もちろん、試合の勝敗だって決まってる。

レスラー側、団体側にとって触れてほしいネタではないけれども、暗にその存在は認めている。

WWEみたいにむしろその事をネタにしてる場合だってある。

プロレスファンは、それを分かってて見てる。

例えば、「まだエメラルドフロージョンが出てないんだから、ここは復活するだろう」とか、「ドームでは、棚橋がベルトを持ってメインを張るだろうから、次のIWGP戦で中邑は負けるだろう」とか、「立ち上がった時に膝立てしてる。

今からシャイニングウィザードが出るぞ」とか・・・そんな事は分かってる。

なぜ小橋の対戦相手はいつもコーナーでチョップされるのを待っているのか。

なぜ武藤の対戦相手はいつも立ち上がる時、片膝立ちで暫く待っているのか。

なぜムーンサルトプレスが決め技の選手の対戦相手は、コーナー近く(しかもそのままフォールできる角度で)でダウンするのか。

なぜ流血沙汰が売りの選手はいつも額ばかり流血するのか。

きっと、プロレスの楽しみ方を知らないんだ。

プロレスは、勝敗を楽しむものじゃあない。

極限まで鍛えられた肉体を使った、命を懸けたストーリーや試合を楽しむものなんだ。

レスラーは命を懸けて戦いに勝ってるんじゃなくて、命を懸けて人々を喜ばせ、夢を与えてるんだ。

そして、そうする為には、生半可じゃない肉体と技術が必要になってくる。

野球を例に挙げる。

(野球は、八百長じゃないと信じて・・・)
例えば、日本シリーズ最終戦、9回裏、2点ビハインドの状態で、満塁。

そこで、ホームランを打って、逆転優勝。

と言う台本がある。

それを客席を沸かせるように、お互いのチームの見せ場をしっかりと作った上で、しっかり成し遂げる事が出来るのか・・・

それが出来るのがプロレスラーだ。

ボクシングを例に挙げる。

(最近「りんかけ」を読んだので・・・)
両者互角、防御を捨てた殴り合いは遂に12ラウンドまでもつれ込む。

挑戦者は、右腕にヒビが入ってしまい、得意の右ストレートが打てない。

一方的にチャンピオンに殴られ何度もダウン。

それでも、最後の最後に、ヒビの入った右腕でのストレートがチャンピオンの顔面に炸裂して、奇跡のKO勝ち。

と言う台本を、その通りに実行する事が出来るか・・・

それが出来るのがプロレスラーだ。

ガチでの圧倒的な強さと、賢さが無ければ、そうやって人を喜ばせる事なんか出来ない。

プロレスは、殺し合いじゃあない。

史上最高のエンターテイメントショー。

プロレスに対して八百長だと言うって事は、水戸黄門のドラマに対して、この戦いは八百長だと言う以上にこっけいな事だと思う。

ただ残念なのは、そんな大前提を忘れた心無いプロレスファンすらも取り込もうとした結果、乱造された本当に危険なプロレス業の数々・・・

本当のプロレスファンにとっては、タイガードイラバーとタイガードライバー91の威力の違いなんて問題じゃない。

ブレンバスターが垂直落下じゃないといけない理由なんてどこにも無い。

だって、そんなものが無い時代でも十分にプロレスは面白いんだから・・・

最近だったら、やっぱりロック様が偉大だった陽に思う。

ロックボトムにピープルズエルボー。

安全で最高にかっこいい華のあるフィニッシュホールドこそプロレスの醍醐味だな。

「オレが田上」で良いじゃないか。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月7日 21:06 CAT :

かめさんぽ人情張

カメスケの散歩をしててふと思った・・・

カメスケのお散歩シーンを記録に残しておこう。

と。

何だか、それが大事な事のように思えてきた。

で、取り合えず、手元にあったデジカメでカメスケの散歩シーンを撮影。

そこまでは良かったんだよ。

そこまでは。

折角だから、それをYOUTUBEにでもあげてやろう。

とか、考え出してからドツボにはまっていった・・・

何しか、FLASHで動画編集して、それをあげてやれと、取り合えず動画を製作。

この辺はなれたものなんだけども・・・YOUTUBEは「swf」拡張子はアップできない事が判明。

しょうがないから、「swf」を「avi」に変換する事に。

所が、さすがにflash全盛期からはるかに経った現在。

そんなソフトがもうほとんど存在しないんでやんの。

有るのは、使い方がめんどくさい海外のソフトか、金がかかるヤツばっかり。

それでも2時間ほど、あれやコレやといじって見たもののどうしても出来ない。

その段階になって、「いっその事、動画編集ソフト自体を変えてやれ」と思い立つ。

(ここまできたら意地になってるので、諦めはしない)色んな編集ソフトをいじくってみた結果、「AviUtl」が使いやすそうと判明。

「avi」出力も簡単そうだし。

早速、動画編集だ。

・・・と思ったら、カメスケの散歩を撮った動画の拡張子が「WMV」で「AviUtl」は、「WMV]を入力できないって・・・今度は「WMV」を「AVI」に変換するソフト探しに・・・コレは、意外とスムーズにできる・・・かと思いきや、それも結構難航。

色々調べてるうちに「AviUtl」にプラグインで「WMV」形式を入力できる事が判明。

で、やっと動画を編集・・・完了・・・?
何か、まだ、画質レベルの調節が良く分からないのと、動画自体のクオリティーをもう少し直したいと言う欲求はあるものの、もう疲れた。

しかも、オレが参考にしたサイトが古かったのか、YOUTUBEにあげる為には、最適な大きさは300×240ってあったのに、今はワイドになって425×344じゃね~かよ・・・もうでも良いや。

直す気になれん・・・取り合えず、適当に音楽混ぜて・・・コレで良いじゃないか。

オレはもう真っ白に燃え尽きたんだよ。

バカやろう。

と言う事で、今日一日の成果。

(↓)上記の理由により、画質がかなり悪くなっちゃったけど、カメスケの可愛さは分かってもらえると思う。

あと、オレの頑張りも・・・


折角の休みにオレは一体何をやってたんだろう・・・

ふへ~
ただ、コレやり出したら結構面白い。

MADとか作ってるヤツの気持ちがチョッとだけ分かった26の夜でした。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月7日 1:02 CAT :

中学生を殴り殺して世界制覇をもくろむギリシャ神話における神々の化身たち

先日のブログ・・・気が付けば「宗教法人 鈍色の青空」のジャケットがアップされてなかった。

何でだろ?取り合えず見直してみたけど、特におかしい所も無いから、そのままもう一度更新してみたら、普通に表示されるようになった。

・・・と思う。

未だに、インターネットは分かんない事がいっぱいだピョンピョン。

先日から、新しい職場での研修とやらが始まって、何だか毎日ヘロヘロ・・・ブログの更新がもしかしたら滞り気味になるかも・・・(と言うか、すでになりかけ。


マァ、別に期待してるヤツなんか誰もいやしないんだし、別にそれでも良いか。

何しか、今度のお仕事は前のお仕事の延長線上見たいな感じで、ホムペの管理更新を中心としたお仕事。

会社で一日中パソコンと睨めっこしてて、家に帰ってまでまたパソコンをつけるかと言えば、否と言う話。

それ以前に、疲れきってリアルに泥のように眠ってしまうんだけどな。

ちなみに明日はお休み。

と言う事で、本腰入れて車田正美のデビュー作「リングにかけろ」を読む事にした。

(先日弟が買ってきた。

)何せ車田漫画と言えば、オレにとってはハルシオン以上の睡眠効果を持った漫画。

仕事終わりにベットで何度か読もうとしたけど、手に持ったまま寝てしまうばかり。

休みの日とかでないと、読む事すらままならない。

ただこの漫画。

当初は「あしたのジョー」見たいなノリで(絵柄も何だかちばてつや風だし)ものすごい面白い。

車田正美なのに、ちゃんとストーリーが成り立ってるし、ちゃんと理由付けされて、主人公は強くなっていく。

取り合えず小宇宙があれば何とかなると言う訳ではない。

・・・5巻くらいまでは。

まだ全部読みきっては無いけれども、それ以降はいつもの車田漫画だった。

見開き大ゴマで手を上げれば皆吹っ飛んでいくし、(下図参照↓)何だか分かんないまま人が死んだり蘇ったりするし、良く分からんまま戦いが始まるし、ルールがいつの間にか変わってたりするし・・・

車田の底力
分かった事は全ての車田漫画はこの「リングにかけろ」の焼き回しでしかないと言う事だと思う。

全ての原点がここにある。

と言うか、この漫画を引き伸ばしてうす~くうす~くしたのがこの作品以降の車田漫画だといって多分差し支えない。

多分ビックリする。

十二支宮やハーデスみたいな、「聖闘士 星矢」の根幹とも言えるものも全て、「リンかけ」の焼き回しでしかないと言う事実に・・・

取り合えず、全部読んで見ます。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月4日 23:40 CAT :

全財産をお布施すべき大洗脳黙示録の話

ネコの集会。

なぜ行われるかと言うと、地域(というか自分達の縄張り)内によそ者ネコがいないかチェックするためだそうです。

ネコの社会にも、「顔見せ」というものがあるらしい。

ちなみに、開催されるきっかけは何となくで、集まるメンバーは暇なネコで、何をしてるのかと言えばボ~ッとしてるんだそうで・・・

ネコ。

さてさて。

馬忠・DA・ムドーの7枚目のアルバム「宗教法人 鈍色の青空」が完成しました。

色々と予定外の事があったりもして、コレまでの馬忠アルバムに比べて、かなり製作時間がかかったけど、その分素晴らしい作品になったと思う。

かなりの自信作になった。

「脛毛おうじょと巨乳じいや」のアルバムと抱き合わせで、皆に配ってやろうと目論んでる。

取り合えず収録曲とジャケットを(↓)
鈍色の青空
M1.教え① アーユーハッピー
M2.追悼興行 GREAT VOYAGE 09 In OSAKA
M3.上九一色村 第7サティアン
M4.ぺ・ヨンジュン 陵辱 里香ちゃん
M5.教え② 地球霊団最高大霊
M6.AM4:00 ショップマニフィカ本部
M7.神聖水 特別定価4,8000円
M8.ご拝受の言葉
M9.黙示録
M10.教え③ 幸せについて本気出して考えてみた
M11.大集会 In AKBシアター
M12.背信徒の末路
M13.月間ヤングブッタ
M14.HOIHOI30
M15.大阪城倒壊
M16.逆転満塁土生本塁打
M17.破壊録
M18.あやまって猫にご降臨
M19.教え④ 全廃宣言
M20.SUNAONINARE
M21.dmp
M22.運否天賦
M23.鹿野苑の教え
M24.砂漠の砂鉄
M25.堕天録
M26.教え⑤ 幸せについてまぢで本気出して考えてみた
M27.ナスルーラのクロスを持つファイナルツジノコミチ
M28.ポロッと本音
<ボーナストラック>
M29.教え 心配したヤツ
M30.祭りの後
こんな感じですな。

収録時間はなんと79分・・・とすごい事になってる。

と思う。

その内、沼レコCDショップとか、沼レコHPでも詳細を書いたり、色々しようとは思ってるけれども・・・

取り合えず、歌詞カードを見てほしい。

アルバム一枚作るより時間をかけたこの歌詞カードを・・・歌詞カードを見てほしい。

歌詞カードを・・・

かあああああああああしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいかぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーどぉぉぉをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
明日から、新しい職場での研修が始まります。

おやすみなさい。

この記事を見てみる  ⇒
2009年11月1日 23:12 CAT :

モンキー・ドグラマグラ・ルフィー

こんな事やってた。

(↓)
モンキー・D・るフィー
オレは動物が大好きだと思う。

でも、植物も大好きだから、生き物が大好きなんだと思う。

でも、虫は嫌い。

馬忠・DA・ムドーの7枚目のアルバムがほぼ完成したよ。

そう言えばまだ、アルバムのタイトルも決めてない。

え~と・・・

・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「新興宗教 ざわざわ教」で良いや。

名前の通り、福本伸行師匠と新興宗教をテーマに30曲ほど書き下ろした感じです。

マァ、詳しくは、また明日にでも。

この記事を見てみる  ⇒