- 2017年7月30日 2:55 CAT :
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ア デイ イン ザ ライフ
娘のお友達で家族ぐるみでお付き合いさせてもらってる所もちょっとあったりする。
そのこと自体は問題ないし、オレみたいにならずに娘に友達がいっぱい出来るなら、それが何よりじゃ。
ついでに、その友達がオレとも割と遊んでくれる。
先日、家族ぐるみで一緒にお出かけ行った日のこと。
いつもはニコニコしているその子が、すごく曇った表情をしてた。
オレはてっきり、お出かけ先が面白くなかったからそんな表情をしてたのかと思って、色々提案して、一緒に遊ぼうとしたんだけど、結局、その日1日何となくその子の表情は暗いままだった。
うちの娘と息子はめっちゃ楽しんでたけども・・・
で、その話を嫁にしてたら、どうもオレの認識の違いがあったみたいで、その子をチョッと傷つけてしまってたらしい。
そんなつもりは全くなかったんだけども・・・メッチャかわいそうな事をしてしまった。
具体的な話をツラツラ書くのもどうかと思うので、くわしくは書かないけれども、その内容にもけっこうショックを受けた。
何と言うか、オレの場合、自分が親にしてもらったようなイメージで、自分の子どもたちと接している。それで、別に問題ないと思ってた。と言うか、子どもの頃、ちょいちょい親に対してイラッとしたりもしてたけど、自分が親になって振り返ってみると、結構オレの理想的な感じに育ててもらってたと今では、感謝してたりもする。
・・・と言う話だけなら、それは良い事なんだけれども、これって悪く言えば、オレは、自分の育ってきた環境しか良く分かってないんだよね。
ついでに言うと、小学生の頃とか、ちゃんとした友達もほぼ皆無で、周りの環境についてよく知る機会もなかった事がそれに拍車をかけてると思う。
嫁はどっちかと言うと、自分の育ってきた環境を反面教師にして、自分が子どもの頃に親にしてもらいたかった事を、今、自分の子どもにしている・・・らしい。
オレと嫁の価値観は何か知らんけど、ほとんど同じなので、結局、子育てに関しての考え方も同じ方向を向いてるんだけど、アプローチは180度まるで違う。
嫁の方がいろんな友達がたくさんいて、いろんな環境についても知っているので、昨日の娘の友達の気持ちもすごくよく分かるんだって。
実際、嫁と遊んでるとき、その子はとっても楽しそうだったとか。
だからと言って、オレが娘や息子との接し方を変えるつもりはないんだけど、それはそれとして、もう少し色んな家庭環境があると言う事は知るべきだと思い知らされた。
別に、友達の家庭に問題があるとか、そんなことでは全くないし、むしろめっちゃ良い人たちなんだけど、ただ子育てに対する考え方がオレと少し違うだけ。
でも、その少しの違いのために、知らず知らずのうちにオレが傷つけていたと言うことに凄くショックだし、同時に怖くなったんだよ。
これまでそんな事特に考えもせずに、娘の友達とも接してたけど、実は、それぞれの家庭でやってる子育てのやり方に対して、自分のやり方を押し通して土足で上がり込むことになりかねない、結構危険な行為だったと言うことらしい。
取りあえず、もう少し色々勉強しないといけないのかも知れないな。
なんか、嫁は子育てに対して、本当に色んな事を考えて、勉強もしてるのに、オレはいつになっても感覚だけで、子どもたちと接してた。
それが良いんだとも思ってたけど、それが通用するのは、自分の家庭であり、自分の子どもたち・・・最悪、親戚の子どもたち位までなんだろうね。
正直、世の中難しい問題が山のようにあるけど、子育てってその中でも最高に難しい問題なのかも知れない。
世のお父さん、お母さんはこの難問に日々立ち向かっているのですな。
そして気がつけば、オレもその世のお父さんの1人になってたわけか・・・
うむむむむ。
「ア デイ イン ザ ライフ」と言われると、ビートルズでもエリック・べネイでもなく、筋肉少女帯です。
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