- 2017年8月20日 22:57 CAT :
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公共事業
8月入ってから、本来なら、夏休みをのんびり過ごすつもりだったんだけれども、今年入って最高にお仕事をいただきまして・・・のクセに、娘も夏休みだから、旅行に行きたいとか、お盆にはいっちょ前にお盆休みを取ったりなんかしたので、何か、本当に死にかけております。
・・・でも・・・いただいたお仕事には、全力で頑張りますよ。クオリティーは落とさずに、納期は遅れずに・・・いや、納期はごまかしごまかし少しずつ伸ばしていってもらってるけれども・・・
これが俗に言う、嬉しい悲鳴・・・と言うやつらしい。
マンガもさっぱり描けていやしない。
ただ、それでも、何とかかんとか時間を見つけつつ、やっと完成しましたよ。
「ヤンディール制作(所)」さんの初のまとまった音源が。
制作開始から半年以上。実際に、レコーディングなどの作業をした時間は、「王道軽傷」に比べると結構少ないけれども、それでもコツコツと作っていったんだよ。
やっと完成した。
ホントに、「これ完成すんの?」って思ってたけど、完成するもんだ。
予定よりはるかに遅れたけれども。
正確には、まだ完成はしてない。今、最後のマスタリング中。
でも、レコーディングもミックスも終了して、歌詞カードなども完成しております。
ミックス段階の奴を聴き倒してるんだけど・・・これは凄い良いのが出来たとニヤニヤしてる感じ。
「王道軽傷」が完成したとき、もうこれ以上のものは作れないと思ったし、実際に、あれ以上のものが作れたかと言うと、そんな事はない。
オレが一人でやりたい事を追及して、自分で満足できるものとして一曲単位のテーマ性を限界まで掘り下げ、それを限界熱量まで熱したという意味で「王道軽傷」を超えるもは、もうオレの人生で絶対に作れることはないと思う。
その位、「王道軽傷」は自分の中で満足の行く出来だったんだよ。
では、今回の音源についてはどうか・・・
タイトルは「公共事業」。
バンド名の元ネタでもある「ニューディール政策」とかけてると言うだけではなく、時間と金をかけてるのに、粗悪でほとんど意味のないもの。つまり「公共事業」と。
その名の通り、熱量もないし、テーマ性もない。意味もない。ダラダラ流し聴きするのがちょうど良い位のアルバムですたい。
ほとんどの曲が、バンドセッションしながら出来ていった感じで、今までみたいにオレが、イメージまで作り込んで詞も曲も作り上げて持っていった曲は1曲もない。
実際に、オレが作詞作曲した曲なんて1曲しかないし。
でもそれが凄く心地いい。
何の気負いもなく、だらだら延々聴いてられる。最近、これが素晴らしいと思うようになったんだよ。30歳を超えて、こんな感じで心持ちが変わってきた。
自己表現を追及するという中二的発想なんてどこまでいったって、それはもう「王道軽傷」の劣化コピーでしかないんだよ。
自己表現って、それは、100人いれば100人が持っているもので、そんなものを追及することの無意味さを感じる歳になったと言う事なんだと思う。
だからこそ、今、オレが心地よく聴けるのは、この「公共事業」のようなアルバム。
これも、成長・・・と言う事にしておこう。
知らんけども。
と言う事で、「ヤンディール制作(所)」として最初のまとまった音源「公共事業」。
収録曲は、(↓)みたいな感じ。
M.01 prelude glow
M.02 【無修正】【流出】JK秘密のア ソ コ
M.03 チョッパー仁くん人形
M.04 前前前前世
M.05 早退き≠早弾き
M.06 深海親父
M.07 people ⇔ sit
M.08 成平のテーマ
M.09 おなべ§レシピ
M.10 KanonCode LoveLetter to GGGX 2017
M.11 キバヤシ の気晴らし
M.12 north wall収録曲は12曲。これまでみたいな、容量限界突破の79分収録とかでもなく、たぶん収録時間も50分位とお手頃な感じでございます。
ジャケットもこんな感じ(↓)
凄いざっくりと描き下ろしました。
チョッと普段と絵柄の感じは変えてみたけども。
一応、シングルとして作った「おなべレシピ」も入っているけど、新録。そして、弟に「前の方がギターがうまかった」と言われております。
おまけで、「おなべレシピ シングルバージョン」も入れてやろうかと思ったけど、それもめんどくさいのでやらない。
そんなこんなで、完成間近。
出来た暁には、また、聞いてみていただけますと幸いでございます。
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