2020年8月2日 23:56 CAT :
       

あっちゅうまやねん。人生

とある知り合いが、オレの事を「メッチャうまくいって、稼ぎまくってる」とかなんか、人に吹聴しているらしい。

ホント勘弁してください。

カツカツの生活だっつ~の。お前にオレの何が分かる。

そりゃあ、こんなオレに仕事をくれている皆様方には、ホント感謝してもしきれないし、今の現状については、もうオレのこれまでの人生鑑みるに、及第点どころか100点満点だと思ってる。これ以上の状態など望むべくではない。と言うか、出来過ぎだ。

でも、だからって、毎日知らない人にお金配り歩けるわけない。

それこそ、AV1本買うのも「どうする?まぢでいくか?やっぱりやめとくか?」と1日くらい悶々と考える感じの生活レベルです。スマホゲーの課金に至っては100円ですら躊躇している生活レベルです。

ただまぁ、「美味しんぼ」的に言えば「とんかつを好きな時に家族で食べに行ける」レベルだと言うだけだと思う。

さてさて。

そんな生活をしているんだけど、従来の遊び性だけはどうしようもなくて、そんなお仕事もらえてる状態だとしても、その仕事を投げ捨てて遊びに行こうしてしまう。と言うか、実際にバックレて遊び惚けたりもしてる。

そんなんじゃダメだ!一生懸命仕事に向き合え!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!

と自分に言い聞かせつつ、追い込むために、貧困ドキュメンタリーを見ると言う、何とも人として最低な方法をとっていたりする。

要するに、いかに自分が恵まれているか。気を抜けばこうなるぞ!と自分を戒めるために、貧困ドキュメンタリーを利用しているわけであります。

これを個人的には「士農工商政策」と呼んでいる。(最近、「士農工商」ってのも、明治政府の捏造の可能性が高くなってきてるけども)

いやね。そういう貧困系のドキュメンタリーって、作ってる側は置いておいて、見てる側で、本気で社会問題として真剣に見てる人の方が少数派だと思うんだよ。大多数は、オレと同じような「うわ~可哀そう。オレ、いまの状態でまだいい方じゃねえか」と思うために見てると思う。それが、例えマスメディアによる洗脳行為の一環だとしても。(その辺は、話がずれるのでまた、いずれの機会にでも…)

トネガワ先生の言っていたやつですよ。「セーフティーと言う愉悦」ですよ。

いや違うか。

でも、それによって自分を戒めると言う方法自体は、帝愛方式なので、ゆくゆくは兵頭会長になれると信じております。

そんな最近見た貧困系のドキュメンタリーで、ふと思った。

大体のものは見てて、胸が締め付けられるような感じになる。サイコパスじゃないんだ。オレはサイコパスじゃないんだ。

地方の貧困。大学進学、勉強して都会に出たかったのに、親が倒れたために高卒で働かなくてはいけなくなって、資格も経験もなく、且つ過疎の進む地方のために、超低賃金の仕事しか見つからなかった女性。でも、自分の親だから、見捨てる訳にもいかず、ちょっとでも収入を上げるために、仕事から帰ってきてから、くたくたの体に鞭打って資格を取り、時給が10円上がって喜んでた。なんて優しい女の子だ。

シングルマザーの貧困。実家にも頼れず、離婚して1人で子ども2人を育てている女性。子どもの事で良く休まれそうと言う理由で、なかなか職場が見つからず、見つかっても低賃金の仕事ばかり。その仕事だけでは生活できないので、仕事が終って家に帰ってから、子どもとの時間を過ごして、子供を寝かしつけた後、深夜のバイトにも出ているとか。それでも、自分の子どもにはちゃんと教育をしてあげたいと、自分の贅沢はしないで睡眠時間3時間でずっと貯金をし続けている。何て素晴らしいお母さんだ。そして、そんなお母さんを見て「貧乏でも良いから、もう少しお母さん休んで欲しい」と言う優しい子ども。こんな家族と離婚した糞旦那死んでしまえ。

などなど・・・何と言うんだろう。これ、オレだったらどうしただろう。と考えつつ、色々見ておりました。

けど、その中で一つ。

闇金に手を出したために日々の生活すらままならなくなったおっさんの話。

そのおっさんは、明日必要なお金がなくて、給料日もだいぶ先だから、借金を申し込んだけど、どこも審査が通らずに、仕方なく闇金に手を出した。「十日後に5割乗せで返済」と言うウシジマくん的な金利でお金を借りたけど、給料日も先なので、返せる宛てもなく、地獄が始まった。と。

いや、ちょっと待て!今の話、おかしくね?

なぜ、少なくとも10日以内にお金が入る見込みもないのに、トゴの借金をした。しかも、そのお金は、学資保険の支払いだったとか。そっち、チョッと待ってもらったほうが良かったのでは・・・

そのおっさんは、その為に極度の貧困に陥ってしまい、会社から交通費として支給される5000円を家計に入れて、少しでも収入を増やすため、毎日自転車で3時間の道のりを自転車通勤している。と。

いや、ちょっと待て!毎日6時間チャリで仕事場に通ってるとして、それで25日分なら、その5000円のために150時間くらいだよね。それ時給換算したら33円なんですが・・・だったら、普通に通勤して、空いた時間で(↑)のお母さんみたいに、深夜バイトとかした方が圧倒的に効率いいのでは・・・そもそも、交通費貰ってて、使わないのは良いの?そればれたら、もらえなくなるのでは・・・

そのおっさんは、自転車を買うお金もないため、捨てられた自転車を使っている。ペダル部分のプラスチックは壊れているけど、それを直す100円すら惜しんでいる。そのために、1足しかない靴は穴が空いてしまった。と。

いや、ちょっと待て!その100円を惜しんだために、靴がぼろぼろになって、買い替えるお金はどの位だ?どう考えても、新しい靴100円じゃ買えないだろう。あれか?100均のスポンジのサンダルみたいなので凌いでいくつもりか?

そのおっさんは、借金を申し込んでしばらくした時に、3人目の子どもが生まれました。と。

いや、ちょっと待て!2人の子どもの学資保険が払えなくて、闇金に手を出してながら、中出ししてんじゃねえよ。それで、3人目の子どもが生まれた為に、生活はさらに苦しくなりました。じゃねえよ。ビッグダディか!

などなど、それはそれは悲惨な貧困生活のように編集してたけど、至る所に「相席食堂」せずにはいられない箇所がモリモリあった。

他にも、奥さんが糖尿病らしいけど、その薬も病院代も捻出できてないと話してる時、机の上に完全にビールらしい缶とおつまみが置いてあったりとかね。

ついでに言うと、もう一つ「アメリカ貧困の実態」と言うやつも、大概突っ込みどころ満載だったです。

本当にどうしようもない状況になってしまい、貧困にあえいでいる人もたくさんいると思う。

でも、中には、なるべくしてなった人も居るのか・・・と思った今日この頃。

まぁそんなこんなでオレは、自分の現状にとっても感謝しつつ、今日を今日とて頑張っていきます。はい。

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