2023年5月18日 12:37 CAT :
       

涙の奥にゆらぐほほえみは時の始めからの世界の約束

先程、「ひとときの暗がり」の11話の扉絵を描いた。

以前は、なんか調子に乗って作画工程とかアップしてたなぁ~とか思い出して、久々にそれをやってみようと思いついた。

まぁ、思いついたが吉日と言う言葉もありましてですな。

たまにはそんな事をやってみても良いじゃないか。

と言う事で、下書き、ペン入れ、べた、仕上げの4工程をそれぞれ保存してみた感じでございます。

不愉快な思いをしないで、お付き合いくださいな。いやなら、ごめんなさい。さようなら。

 

 

【下書き】

何か知らないけど、今回のシリーズ中は裸の女ばっかり描こうと決めたので、取り合えず裸の女をざっくりと描く。

構図に困った場合には、ネットで適当に画像を検索して、良さそうなのがあったらそれを見ながら描く。

見返してみるとチョッと手が長すぎた気もするけど、今更直すのも面倒なのでこのままアップするよ。この子は手足が長い子なんだよ。

色が青なのは、使ってるソフト「クリスタ」さんで、デフォルトの色だから。それ以上の意味はないです。

普段は鉛筆ツールで描くんだけど、今回なんか4コマ漫画「極ニュースチョクホー」を描いてたままになってて、うっかり4コマ用のミリペンになってた。

まぁ、その辺もあんまり気にしてないです。

 

 

【ペン入れ】

主線はGペンで、陰影とか質感とかは丸ペンで描いてる。

ペンタブ、液タブに慣れてなかった頃は、真っ直ぐな線が引けなくて、クリスタさんの手振れ補正のお力を借りてたけど、最近は使ってない。

なので、前より手書きっぽい手振れとか揺らぎが出るようになって、思ってるイメージに近いペン入れが出来るようになってきたと思う。

どうでも良いけど、筆圧はあまり高くないので、液タブの筆圧設定はかなり弱めに設定してる。

Gペンとか丸ペンの設定は、良く分からないのでクリスタさんのデフォルトの設定のままいじってないです。そこにこだわれるほどの画力でもないしね。

 

 

【墨ベタ】

今回は髪の毛くらいしか入れるとこなかった。

以前は、筆ペンツールで入れてたんだけど、想定以上に筆の線みたいなのがいっぱい入るようになったので、「G」の後半くらいから、ツヤべたは入り抜きを強めに設定した太めのペンでやるようになった。

一応、髪の毛の流れは下書き時に簡単につけてたので、それに合わせて描いていく感じ。

昔はキューティクルを意識して、しっかり塗りつぶしてたんだけど、最近は、太い髪の毛1本ずつ描いていくイメージで描いてる。

後はまぁ、全体見ながら線の数を部分的に増やしたり適当にバランスとってる感じか。

 

 

【仕上げ】

今回は背景らしい背景もないので、適当に線描いて地べたっぽくしてるだけ。

あと、せっかくなのでチョッとトーン処理も追加。このトーン処理のハードルの低さがクリスタ使ってる最大のメリットだよね。

何にも気にしないで適当につけていけるのは本当に良い感じ。

最後に背景の線書き過ぎたので、太めのアミカケペンの白色でザーッと消していくと、なんか良い感じになった。

 

 

そんなこんなで、所要時間多分20分くらい。

まぁ、色もついてないし、背景もない簡単なイラストなので、こんなもんかと。

今度、ちゃんと描いてる漫画原稿でも、これやりたいな。

人の作画方法とか、こだわってる部分とか見るの好きなんですよ。

たまには、オレだってそういうの描いても良いじゃないか。

良いじゃないか。

良いじゃないか。

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