- 2023年9月6日 12:58 CAT :
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あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その10
毎回更新のたびに、管理画面からアクセス数を見ると2~300人くらいの方に読んでもらえているらしい。
ありがたい事でございます。
「不動産売買」の漫画の時の10分の1以下小説でこんなにたくさんの方に読んでもらえると言う事が奇跡に近い事だと思っております。いや、ほんとに。
そうなると、ブログでの裏話もしっかり更新していかないとね。と、思ったり思わなかったり。
ブログを読んでる人がどれだけいるのかと言う話ではあるんだけど、それでもだ!
そんなこんなで、(一応)今週(と言う名目で)もやっていきますのよぉおおお。
少しでも多くの人を繋ぎ止めたいと言う邪な心意気で今日も今日とて書いていきます!
その前に一応、リンク張っておこう(↑)。
頑張って書いてるので読んでください。平に!平に!
さてさて。
第15話「グラスハート」の話。
と、その前に今回のお礼絵も。
オレが人生で初めて役者としてステージに立った記念(と言っていいのか微妙だけど)の作品「ステファニー」。
演劇をする場合に「既成台本」と「オリジナル台本」があって、この「ステファニー」は当然後者「既成台本」に分類される。
当時は良く知らなかったんだけど、1980年代の初演以来、何度も全国大会で公演される程度には高校演劇では有名な作品らしい。
悶々とした2人の男子高校生が女装して女子高に潜入すると言う展開の台本が全国的に有名と言う段階で、如何に高校演劇と言うフィールドが怪しい世界かお分かりいただけると思う。
実際、大体の部員が男同士がいちゃいちゃする薄い本を沢山所持していると思って貰って間違いないだろう。
少なくともオレがやってた時期は今でいう「腐女子」と言われる女しかいなかったような気がする。
今は知らんけど。
そんな事情など全く知らずに、「女がいっぱいいる」とか、「目立ちたい」とか言うどうしようもない不純な動機で入部したオレも大概だよな。ほんとに。
まぁそんな思春期でなければ到底許容できないイタイ作品で、オレは初めての演劇に舞台を踏んだ。
それであっても、やっぱりこの「ステファニー」って作品は、思い入れが強い事には変わりない。
少しネタバレになってしまうけど、これ以降、オレは既成台本での公演には関わっていない・・・
記憶が正しければ、次に既成台本を使った公演で役者をするのは、大学生の頃、劇団の公演でやった「ジョビジョバ」の「スペーストラベラーズ」になる・・・と思う・・・。
いや、その前後で「三谷幸喜」の「出口なし!」もやったような気がするな・・・あの時は役者じゃなくて演出だけだったか・・・
いずれにしても希少な経験。
小説本編でも少し触れているけど、とにかく人の真似をすることが嫌いで嫌いで仕方がない。
ただ、これは例えばバンドでコピー曲をやる事や、既成台本で演劇公演する人をオレが侮蔑していると言う訳じゃあない。
ここは勘違いしないでもらいたい。
と言うか、真似しようとしても全然別物になってしまい、人と同じことが出来ないんだよ。
そのせいで、子どもの頃からずっと「なんで人と同じことが出来ないんだ!」と叱責をされてきた。
だから人の真似をする事が苦手。
しかもどうせ同じようにできない訳で、そんな事実を目の当たりにすると強烈な劣等感を感じてしまう。
そんな事情があるわけですよ。おっちゃんには。
決定権が自分の中にあるとオリジナルなものしかやらなくなるので、下っ端の頃に上の人言われていやいや従うと言う状態の時にだけしか、人の作ったものに触れない。
これが実に良くない気がしてる今日この頃。
それでも、やっぱり人の真似をすることが苦手でしょうがないです。
まぁ、そんな感じで、では、また次回に。
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