- 2024年5月19日 12:25 CAT :
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あの頃の自分に対してのお手紙を書くと言う愚行を行うと言う愚行
カッコいい死に方はやはり「自殺」なのか・・・
「武士道とは死ぬ事と見つけたり」が日本人の根底にはきっとあるんだと思う。
「晩節を汚した」と言う表現もある。
その上で、自殺した人ってなんか知らんけど、神格化されやすい傾向にあるような気がしないでもない。
人って、自分がなかなかできない事をやれる人に対して憧れたりする。
自殺する事が自分の身近にない奴が、きっと自殺すると言う事をカッコいいと思ったりするんだ。
学生時代からずっとどうやって死ぬかばっかり考えてた。
何度も自殺未遂みたいなことをやった事もある。
その上で、自分が死んだ後の世界を妄想し、一人でも不幸になるように考え続けた。
そして、結局この歳まで生きてきて、家族が出来、子どもまで生まれた結果、今オレは「自殺なんて飛んでもねえな」と思うようになった訳でございます。
あんなもの、無責任な奴がやる事だ。
生きてさえいれば何とかなる。
時間はかかるかも知れない。
それでも、人生なんとかなる。
漫画家になりたいと思ってたけど、その夢が破れた・・・はずだったオレが、今、形は違えど、自分の考えたデザインや、イラストでお仕事を貰えるようになった。
夢を持ってから実現するまで実に30年かかった。
10代の頃なんて、そりゃあ1年が凄い長く感じる訳で、30年かければ何とかなると言われてもピンとこないだろう。
でも、おっさんになってからの1年なんて、子どもの頃の1ヶ月と一緒位の感覚になる。
そしたら、30年なんて、2年とチョッとだ。
3年は漫画家になる夢を追って頑張ってみよう。と思ってるけど、1ミリも才能がない高校生のお前。
お前が多少なりとも人並みの画力を身に着け、曲がりなりにも人に認められて仕事になるまでには30年の歳月が必要だ。
でも安心しろ。
その30年はお前がおっさんになった頃にはアッと言う間の時間間隔でしかない。
ある日ふと、自分の足跡を振り返ってみると、「思ってたこと全部なんとかなってるじゃん」と思うことが出来るだろう。
諦めずに続けることが出来れば・・・
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