- 2024年7月14日 12:31 CAT :
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マンガを大考察シリーズ(1)「ホムンクルス」 ~その1
で、その後、何で書こうかなぁ~漫画をペラペラ読みながら考えてた。
最初に浮かんできたのは、「進撃の巨人」と「ハンターハンター」だったんだけど、この辺りの漫画については、考察と言うよりは伏線回収についての解説にしかならないよな。と。
同じ理由で、「ヒストリエ」もなしか。
そもそも、完結してないと、つけたしの要素が増えるのは厄介。
あと、めっちゃ長い漫画もしんどいよな。
そんな事を考えてて、これはちょうどいいと思ったのは「亜人」だった。
これだと、丁度いい位の巻数で完結してるし、伏線がどうのこうのと言う面倒くさい事にとらわれずに、「そもそも、生と死について」みたいなテンションでツラツラ書けるかなと思った。
ある程度読み直した。
流石に面白い。
特に、「佐藤」のキャラは、ホントここ数年の敵役では断トツで良いキャラクターだよ。
ただ、読み終わって思ったのは、ほぼ考察の余地がない事だった。
きっと作者が完璧主義者なんだろう。
物語が完全な形で終わっている。
それは途轍もなく凄い事なんだけど、考察ってなんだよ。って話。
「亜人とは?」とか「IBMの存在とは?」みたいな話なんて、ぶっちゃけてしまえば「漫画内の設定です」で終わってしまう。
そりゃあそれを、なぜこの設定を作ったかと言う制作の裏話にまで広げれば書けるんだろうけど、今回やりたいのはそう言う事じゃない。
みたいなことを考えたら、たまたま「亜人」の横に並べていた「ホムンクルス」が目に入った。
コレ良いんじゃね?
読み直してみたら、凄く絶妙。
長さもちょうどいいし、完結してるし、しかもちゃんと読者に妄想の余地をたっぷり残してくれている。
これこそ、考察に丁度いい漫画じゃありませんか。
と言う事で、明日から数回に分けて「ホムンクルス」を考察していこうと思った次第でございます。
久々に・・・次回を待て!
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