- 2024年10月3日 12:07 CAT :
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バントラインとサボテンと 映画を見ている時だけが幸せだった
「じゃあ、お前やってみろよ」。
これだけは言ってはいけないと思って色んな事をやっております。
お仕事でも、趣味で色々作ってる時でも、これを言いたくなる時って本当に多いんだよ。いや、まぢで。
お仕事の場合とかなら「ご期待に沿えなかったようですみません。」で、「依頼して良かった」と言われるものに作り直すようにしてる。
まぁ当然と言えば、当然ですわな。お金貰ってる訳だし。
問題はビジネス関係ない趣味の方。
「お前のマンガつまんねぇ」と言われたとしたら、表面上は「ご期待に~~~」みたいな事言うかもしれないけど、本心では「あぁ、理解されなかったのか・・・」と、違う意味で落ち込んでしまう。
お仕事に関してはお金貰ってる以上、クライアントさんの希望してるものを形にするという気持ちでやってる。
でも趣味でやってる方では、そんなもの関係なく、自分が本来面白いと思ったもの、興味のあるものを作り出して「皆さん、オレはこんな奴が面白いと思うんだけど、どうでございますでしょうか?」ってなもんなんですよ。
なので、それが「面白くなかった」と言われると、凄くしょんぼりする。
ダメだったのか。と。
おっちゃんはね。ひどく落ち込むんだよ。
画像は特に関係ないです。ホントです。
ここで冒頭の言葉「じゃあ、お前の面白いを見せて見ろよ」だけは言わないように心がけております。
他人が思う「面白い」に興味はあるので「お前の面白いもいつか見せて欲しい」とは思うけど、オレのマンガが面白くないなら、お前が面白いと思うマンガを描いてみろ。はダメだよね。
別に「作家としての矜持がある」みたいな話ではないんだけど、何かそれは違うような気がしている。
有償無料、商用非商用関係なく、作品を人の目に晒すと言う事は、称賛も批判も受け止めますので、どうぞ私の作品を見てください。と言う事なんだと思う。
それが嫌なら、昔のオレみたいに「目標はヘンリー・ダーガーです」とか言いながら、誰にも見せず何十年もノートにマンガ描いてりゃいいんだよ。
人に見せておいて、称賛は受け付けるけど、批判されると「じゃあお前も~~~」は違うと思うんだよな。
何が言いたいかと言うと、藤子不二雄先生は凄いと言う事ですよ。
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