- 2025年9月15日 12:12 CAT :
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うまい話があるじゃなし 金のなる木のあるじゃなし
ここ最近、「筋肉少女帯小説化計画」という有名作家さんのアンソロジー的な小説を読んでる。
こちらね。
まだ全部読んでいないんだけど、これがねぇ・・・メチャクソ面白い。
いや、面白いなんて言葉で片付けてはいけない気がする。
なんだろう。
語彙力が少なすぎてうまく表現できない。
もうこれは人生の教科書になりうるレベルだと思ってる。
筋肉少女帯と言うバンドの存在に、誇張無しで人生を救われたし、変えられてしまった人間にとって、これはチョッとその辺の小説は意味が違う訳ですよ。
筋肉少女帯と一緒に人生を歩んできた奴以外にとっては、何のこっちゃ?となるような気もする。
正確には、多分筋肉少女帯だけではダメだと思う。
メンバーそれぞれの別の活動を含めたこれまでの生き方をある程度網羅していて、且つ、オーケンの他の作品を読了していること前提で書かれているような気がする。
最低でも、「グミチョコ」全巻(できれば映画と漫画も)と、「くるぐる使い」と、「オモイデ教」、「ステーシー」くらいは読んでおかないといけないよね。「くるぐる使い」は表題作だけでなくて、「のの子の復讐ジグジグ」や「キラキラと輝くもの」など全編。
あと、「リンダリンダラバーソール」と「ロッキンホースバレリーナ」、「ロコ!思うまま」もかな。
そんな感じでかなりハードルが高くてしょうがない感じではありますが、それでも、オレの人生の道しるべになるような本に、今の時期に出会えたことには感謝するしかない。
マンガにおける人生の最高傑作3作といえば、「寄生獣」と「カイジ」と「無限の住人」だと思ってる。
で、前にも描いたかも知れなけど、小説の最高傑作3作と言われれば、「リンダリンダラバーソール」と「ホテルカクタス」と「蟲」だと思ってる。
でも、その中にこの小説は入り得るかも知れないですよ。
問題なのは短編集なんですよね。
では、短編の中の一つが入る。となると、それもまた難しい話。
その辺りの話は、全部読み終わってから改めて書きましょうね。
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