- 2021年4月18日 4:26 CAT :
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命(なんて)短(い)し(どうせなら)恋(でもして無意味な人生に意味でも見い出)せよ人類
「痩せたい!」って言うと、嫁が健康に良いけど、太らないような食事をいっぱい作ってくれて、そのお陰で、1週間で3㎏ほど落とすことが出来た。特に苦も無く。
でも、週末にオレが「うどん食べたい!」「焼肉食べたい!」って好き勝手食べた為に、体重が元に戻ってしまった。
申し訳ない気持ちも含めた情けない感じで、今はお腹いっぱい胸いっぱい。
食の欲望には抗えないです。
地下に監禁されて、ペリカで生活しているわけでもないのに。
さてさて。
本を読むのが昔から大好き。
基本的には、漫画が多いけれども、なかなかどうしてそれ以外の本もなくはない。
読む本の傾向としては、下記の3つがある。(と思う)
〇知的好奇心を満たすための本
〇娯楽的快楽を満たすための本
〇社会的欲求を満たすための本
「知的好奇心を満たすための本」って言うのは、興味があって知識を深めるために読んでる本。
今は、「サピエンス全史」と言う本を読んでる。
元々、大学では考古学を先行していて、文化人類学もチョッとかじっていたりするので、この「サピエンス全史」は物凄く興味深い。
考古学的な視点を交えつつ、文化人類学的な立場から、そもそもこの地球の生物史における「サピエンス」の存在について考察していると言う、もう好きものにとっては垂涎の本。
特に、有史以前の虚構を信じることができるようになった認知革命、人間が麦の家畜となってしまった農業革命のあたりはメッチャ興味深かった。
いや、まだ全部読んでないんだけど・・・これについては、全部読破してから、またチョッと自分なりの意見とか書きたいなと思ってる。
ちなみに、その前は「サンカの最新学」と言う本を読んでいた。
日本の山奥に存在していたと言う、日本の原住民族「サンカ」についての研究をまとめた本で、こちらも非常に興味深かった。
そんな話をし始めると、「日本」と「倭国」の話とか、そういう話にもなってくるんだけれども・・・
閑話休題。
次。
「娯楽的快楽を満たすための本」は、単純にオレが好きで読んでるマンガとか小説。
漫画では、今、心がざわめきまくってるのは「チェンソーマン」「血の轍」「望郷太郎」辺りだろうか。
ずっと大好きだった「進撃の巨人」「亜人」が相次いで完結してしまって、最後まで読める喜びと、心にぽっかり穴が空いた感が寂しい今日この頃。
「ハンターハンター」と「ヒストリエ」については、無の境地で待っている次第でございます。
「ヒストリエ」も11巻出たばっかりだと思ってたけど、あれからもう2年近く経つんですね。
小説では、エッセイじゃないオーケンの物語の小説、江戸川乱歩辺りがもう好きで好きでしょうがない。寺山修司も大好き。
夢野久作の「ドグラマグラ」は、何度も読もうと試みるんだけど、いつも上巻の途中位で力尽きてしまう。弟曰く、「我慢して上巻読めば、下巻は面白すぎて一気に読める」らしいけど、その我慢が出来ないままです。うむむむ。
考えてみれば小説ってもう、江戸川乱歩はもとより、オーケンも新作の小説書いてくれないから、ほとんど新しいものに手を出してないな。
でも、なぜかマンガと違って小説って、何回でも何回でも同じ話繰り返し読める。
何でだろう・・・多分、小説の方が妄想できる余地が大きいからだろうかね。
再び閑話休題。
最後の「社会的欲求を満たすための本」。
一応、こんなでも社会生活の真似事のような事をしていて、その上で、知っておくべきことを知るために読んでいるヤツ。
言ってしまえば、読みたくて読んでいると言うよりは、しょうがなく手にしてる感じの本ですよね。
今は、事業の法人化に合わせて、資金の運用とか節税について知りたくて、「橘玲」って人の「黄金の羽根の拾い方」と言う本を読んでる。
あと、家を建てるための「新築のススメ」みたいな本も先日買ってきたな。ほとんど読んでないけど。
チョッと前は、「SDGs」についての本、もう少し前はゴールドラットとか言うおっさん書いたの「toc理論」についての本とかを読んでた。
とか、偉そうに言ってるけれども、これらの本については、本当に興味がないので、尋常じゃなく読めない。
とにかく読めない。
1ページすら読むのにめっちゃ時間がかかる。ほとんどの本が「置き本」「積み本」になってしまっている。俗にいう「積読」と言うヤツだ。
でもなぁ~やっぱり、知っておくべき内容なんだろうな。
こういう事については、読むより詳しい人に教えてもらう感じの方が気が楽でいいんだけどね。
とまぁ、色んな本を読んでたりするんだけれども、実は、昔と比べて本当に本を読まなくなってしまった。
読みたくないんじゃなくて、読む時間が無くなってしまった。
朝起きてから、寝るまでほとんどPCの前にいて、ベッドに入ると力尽きて本を開くことなく寝てしまう。
もっとインプットしていかないとダメだよな。
ただ、本は出来るだけたくさん持っていたいので、今度家を建てる時には、オレの大好きな本が所狭しと置かれた書斎と言うか、書庫を一部屋作る予定。
これは、結構昔から憧れてた事で、実家にあるホントかも全部がっつり持ってきて、そして、その中にこもって本が読める生活になればいいなぁと。
そんな事を妄想しております。
ちなみに、唯物論者という訳じゃないけど、電子書籍は不満。
やっぱりね、紙とインクのニオイとか、ページをめくる感じとかが好きなんだよ。あれがないと、チョッとどうしても寂しい・・・
まぁ、そんな感じで、今日はおしまい。
オーケンの小説で(半分エッセイだけど)一番好きなのは、やっぱりこの「リンダリンダラバーソール」。
このラストは、何度読んでも泣いてしまう。
あと、江戸川乱歩で一番好きなのは、圧倒的に「蟲」。
これもラストの、柾木愛造が河原で土下座するシーンは、何度読んでも号泣してしまう。
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