2025年11月8日 12:12 CAT :
       

マザーグース~その1

久々に「風を切る日々」の設定を見直したくて、連載はじめた頃に使用していたevernoteにログインしてみた。

そこには「マザーグースノート」と言う名前でカテゴライズされたいくつかの物語が残っていた。

読んでいるとあんまり内容的に記憶にはないんだけど、その中の一つをコピペして、水増ししておきます。

多分、「Gの世界」の八神兄弟の過去で使ったネタの原型がこれだったのかと・・・

探せば色々出てくるね。

ちなみにこの話を書いた日付は2013年5月になっておりました。

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唐突に母親の出て行った薄ら寒い部屋の中。

取り残されたのは、年齢3歳の男の子と月齢3ヶ月の女の子でした。

まだ、鍵のかかったドアを開けることさえ出来ない2人は、
いつ戻るやも知れない寡婦の母親を待ち続けました。

次第に衰弱していく月齢3ヶ月の女の子に対してどうすれば良いのか分からない年齢3歳の男の子。

カビの生えた食パンを水にひたし、女の子に食べさせようとしたのですが、
月齢3ヶ月を回ったばかりの女の子にそれを食べる事などできるはずも無く、
そうして、静かに女の子は息を引き取りました。

「死ぬ」と言う事さえまだ理解できない男の子は、
女の子が眠っているだけだと思い、
わずかに残る体力で女の子を抱き上げ、ゆりかごの様に揺らしながら
かつて、母親に歌ってもらった子守唄をうろ覚えながら歌い続けました。

それから2日後、その子守唄が聞こえなくなった薄ら寒い部屋の中で、
死んだ女の子を優しく抱きとめ、餓死している男の子が発見されました。

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この頃は「子宮に沈める」を見てないし、モデルになった事件の事知らなかったと思うんだけどなぁ~

「誰も知らない」の方は見ていたかもしれないし、それを少し改変して物語にしようとしたのかも知れない。

もう10年以上前の事なので記憶は定かではないんだよね。

他にも結構な量のどうしようもない文章が発掘できたので、ここでチョクチョク載せて水増ししていきます。

・・・多分・・・

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