- 2025年12月3日 12:12 CAT :
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差し込む日差しを浴びてどす黒く輝く
ヤンジャンの新人賞を受賞した漫画がAI制作だったかもしれないとか言う話で炎上しているそうです。
遂にAIが作った作品を商業誌の編集者ですら認めるようになってきたのか、その審査した奴の目がよっぽど腐っていたのか・・・それは分からない。
ただ、マンガ制作にもAIが進出してくることは規定路線だろうね。
それはしょうがないと思おう。
アナログでなければいけないと言う人も少なくなってきた。
背景をデジタル処理してる漫画も市民権を得てきた。
そりゃあAIが制作した漫画だって、市民権を得るでしょうよ。
それ自体は別に良いんだ。
問題なのは、その漫画をオレが好きになれるかどうか。という点なんだよ。
興味なければ、結局その漫画を買う事も無ければ、時間を使って読むこともない。
面白ければ読みますよ。
今のところは、まだAIはAIですな。と言う感じではなあるけど、日進月歩の昨今。何が起こるかなんてわかりゃあしないよね。
以前、藤田和日郎先生が1本の線にも感情が乗ると言う話をどっかでされていた。
それはそうだと思う。
大好きな日野日出志先生の作品では、それこそ畳の目一つにでさえ気持ちの悪い怨念が宿っている。
和月先生がデジタルに移行していこう、どうしたって画面から感情が消えてしまった。
絵はうまくなってるし、マンガも面白い。
でもどう頑張っても、エンバーミングの最後とるろうに剣心北海道編では、画面のテンションが違うんだよなぁ・・・
デジタル作画で日野日出志先生級の怨念が宿る作品が出てきた時、本当に意味でデジタル作画が隆盛を誇るんだろうて。
取り合えず、何かうまくなった気がするから。と言う理由で、デジタルで描いてたり、AIで漫画を制作してる人は・・・まぁ良いか。
そんな奴は、クリエイターでもなんでもないんだから。
デジタルを駆使することも、AIを駆使することも全然良いと思うんだ。
ただ、動機が楽をしたいではなく、自分の思う創作物を作るためのツールであることだけは変わってほしくない。
そんな事を思っておる次第でございます。
Indeed. pic.twitter.com/IMRvlpqYC1
— Alex George Pickering (@AlexGPickering) June 1, 2024
自分が作品を作りに専念したからAIに洗濯や皿洗いをしてほしいのであって、AIに作品を作ってもらって自分が洗濯や皿洗いに専念したい訳じゃない。
こう言うのを正論と言うのだよ。
オレも「indeed」です。

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