2008年6月30日 22:55 CAT :
       

僭越ながら申し上げくさってやる。夜。

人見知り。

いい事など存在しない事は、もう既に百も承知の人見知り。

そんな人見知りの権化です。

コレまでにも、何度かここ一番の勝負所ってヤツを経験してきた。

と言っても、多分普通に生きてきた人の2億8000万分の1くらいだとは思うけれども・・・

例えば、大学の時。

ゼミの教授とどうしても反りが合わなくて、ゼミを辞めさせて貰おうと話に言った事がある。

その時には、「お前、香川県内で2度と考古学できると思うなよ」と言われた。

(オレの専攻は考古学。)
例えば、よくブログでもネタになる前に勤めてた会社。

諸々の事情で、会社内での立場が悪くなり、もう辞めるしか方法が無いだろうって時に、社長の母親が出てきて「うちの息子に対して、酷い事をするなんて許せない。

あなたを辞めさせる事で社会の膿を出し切る事になる」と言われた。

まだいくつかある、思い出しただけでも吐血と血尿が止まらなくなる思い出。

コイツらのお陰で、オレの人見知りがどんどん酷くなっていった事は、自分で言うのもなんではあるんですが、想像に難くないです。

そんな、昨日今日。

今勤めてる会社においても、ここ一番の勝負所ってヤツの時が来た。

分かり易く話すとすれば、「オレもいい加減我慢できないよ。

不満な所は、はっきり言わせてもらいます。

あなたの対応次第では、今日限りで退職だ。

このヤロォ。」と言う、話し合い。

(と言って良いのかどうか・・・)
コレまでの嫌な記憶が沸々と蘇ってくる。

そして、胃が痛くなってきたり、緊張して血尿が体中の汗腺から外に噴出しそうになる。

ただ、今回の話し合いは、それでも少々趣が違う。

オレが教えてた新人の子に対する社長の対応が我慢できなかった。

言ってみれば、自分の事ではなくて、その子を守るための話し合い見たいなもの。

コレまで、こう言う場面では、天パッてしまって旨くしゃべれなかったり、自分の主張をはっきり話せなかったりしてた。

結局2時間以上に及ぶ話し合いの中で、それでも、コレまでで1番自分の主張もはっきりと、そして冷静に話す事が出来たと思う。

それって、言ってみれば初めての経験。

今回のケンカ腰にもならずに、お互いの考えを冷静に話し合い出来たって事は、仕事面だけでなく、オレ個人の経験値にも大きかった・・・ように思う。

つまり、今回の経験から、時間をかけてしっかり冷静に話し合う事が出来ると言う事を、実体験上で学ぶ事が出来たような・・・出来てないような・・・

どうして、そんな事が出来たのか良く分からない。

誰かを守ろうって思った事が思わぬ力になったのか、何だかんだと言いながら、色んな経験を踏まえてほんのチョッピリ大人になれたのか・・・

要は「人と話し合う」と言う方法を人見知りの分際で、出来るようになりたいな。

・・・って事みたいです。

終わってみると、かなり疲れた・・・

やっぱり回数はこなしたくない経験ではあるなぁ~。

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