- 2010年12月5日 23:20 CAT :
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朽ち果てた体に宿るのは・・・
今日は、少々ネタバレを含む・・・と思う。
別に良いなら、それで良いけど。
何もかも忘れて泣いてしまいたい。
そんな気分になった今日なので、一思いに、楽しかった沖縄を懐古しながら「さとうきび畑の唄」をレンタルしてきて見る事にした。
ちなみに、嫁は、乗り気じゃなかったので、独りで見る事に。
それでも、何だか、馬鹿みたいに泣いてしまいたかった今日があったりする。
新婚旅行からこっち。
ひたすらに、沖縄が好きになった。
それは、楽しかった事もあるだろうけれども、特に、あの空気がどこまでも気持ちよかった。
・・・様に思う。
(多少美化されてはいるだろうけど。)
見た。後半1時間くらいは、もうなんと言うか、泣きっぱなしだった。
正直、こんなにグチャグチャになるとは思わなかった。
前に、1回見た事あるのだけれども、その時はこんなに泣いたりしなかったのに・・・多分、物語などで泣いた中では、過去最高に号泣した・・・様な気がする。
初めて見た時と違う事は、「沖縄」に何度か訪れ、あの場所が好きになった事、結婚した事、植物を育て始めた事辺りが挙げられるだろうか。
もう、幸せな家族が、戦争によってバラバラになっていく。
と言うだけでも、絶えられない。
さんま扮する主人公が、焼け爛れた自分の家の前で崩れ落ちて、「もう一回で良いから皆とあいたいな~」と呟くシーン。
「お国のために死ぬ」と言う子どもに対してただただ「死んだらダメなんです。」と繰り返すシーン。
「みんなの笑顔が好きなんです。」と周りを笑わせるシーン。
思い出しただけでも、泣いてしまう。
今、リアルにディスプレイが歪んでいる。
あと、前は分からなかったけれども、戦車が通る事で倒されるバナナの木や、クワズイモ。
爆撃で焼け爛れるハイビスカスやガジュマル。
オレの大好きな、植物達がどんどんと死んでいく。
あの子達の大きさも、リアルにあの沖縄の感じそのものな訳で(当たり前だけれども)、あの楽しかった空間で起こった事を想像すると、もう一度、涙は止まらない。
いつまでも、何度も、何度も、泣いてしまった。
さんまなのに泣いてしまった。
創価と噂の上戸彩なのに泣いてしまった。
最近何かに取り付かれてる感のあるオダギリジョーなのに泣いてしまった。
伝説的大根役者の仲間由紀恵なのに泣いてしまった。
黒木瞳は相変わらず素晴らしい役者さんだと思いつつ泣いてしまった。
今、思い出しても、泣いてしまう。
そうやって、少しだけ、明日からも生きていく事にした。
死んだらダメなんです。
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