- 2011年2月13日 21:10 CAT :
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罪とか罰とか
何と、高松で遠藤ミチロウのソロライブがある。
あの。
伝説のパンクロッカー遠藤ミチロウを生で見る事が出来る。
と言う、凄まじい奇跡。
オーケンなら絶対的に行く所だけれども、悩んでいる。
場所がバーって所も悩んでいる。
そんな所に行けるような人間ではないのである。
それが、ライブハウスならもう少しノリノリで決断できたであろうに・・・
敬愛するケラリーノ・サンドロビッチ監督の映画「罪とか罰とか」を見た。
「グミチョコ」では、さすがにオーケンの世界観が強く出ていたけれども、この作品は完全にケラの世界観だ。
ナイロンにも、ナゴムにも繋がる、ブラックでシュールな笑いのオンパレード。
不愉快になる奴は、不愉快になるだろう。
ストーリーも、理解できない奴には、まったく意味の分からないものだろう。
ただただ、最高に素晴らしかった。
ここまで、ブラックになると、むしろ清清しい。
動物虐待も、児童虐待も、警察の内部汚染も何もかもが面白くてしょうがない。
そして、鳥肌が立つほど完璧に作りこまれたストーリー。
悔しいし、何だか、イラつく。
けれども、名作だ。
演出も、台詞回しも、展開も、ストーリーも何もかも完璧だ。
こんな物語が作れたら、どれほど、人生ウキウキするのだろう。
あぁ~ウキウキしたい。
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