- 2011年6月6日 23:37 CAT :
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気がついたら死んでたわ
不適切な表現をやめる事。
それは結局、臭いものに蓋をする行為と等しいものだと、何か知らんけど、考えてる。
大学時代。
教職の講義での出来事。
(こんなオレだけど、実は教員免許持ってたりするので・・・)
「生徒に命について教える」
と言う、課題が出てきた。色々と考えて見た結果、オレが出した結論は「リストカット体験実習」。
要するに、実際に手首でも切ってみればいい。
そこから流れ出る温かい血液を感じ取れば、それで、言葉では絶対に伝わる事の無い「命」を学ぶ事が出来るはず。
昔の子どもたちは、虫やさかな、あとカエルとかを捕まえては残虐に殺す事で何だか分からないけど、命ってものを学んだだろう。
ただ、いくら生徒に命について教える為とは言え、罪も無い命を奪うのは何だか気が引ける。
そう考えての「リストカット体験実習」だった。
・・・のに。
その講義の教授には、「君は教師には向いてないかな。
やっちゃいけない事と良い事の区別くらい付けられるようになる事が先だ。」と言われた。
オレは、ヨハンか。
大きく勘違いしている部分がある。
良い事、悪い事の判断くらいついてる。
ついた上で、やってる訳ですよ。
確信犯的に。
リストカットをなぜやっちゃあいけないか。
それについて、オレなりの答えを一応持ってる。
ただそれは、教師が口をすっぱくして言っていた言葉に感化されたわけじゃあない。
実際、それに反発して、授業中、手の甲にカッター刺してた事だってある。
そうやって、未だにうっすら残る切り傷の果てに、何だか言葉では伝えられない答えを見つけ出したんだと思ってる。
不適切な表現と言うものは何なのか?
そもそも、見てはいけないものとは何なのか?
見てもないのに、見てはいけないものかどうかの判断なんてつくわけがない。結構、色々と見たり呼んだり、実行したりしてきた。
その結果、良い事、悪い事の判断はある程度つくようになったと思う。
その上で、あえてやってる。
その事を一番念頭において、作品を作ってるんだけど・・・例えば、CDで音楽を聴いた奴の中の9割くらいからは「ギリギリと言うか、完全にアウト」と言う評価をされる。
いや・・・だからですね。
「完全にアウト」を狙って作ってるんですよ。
と、だけを何か、書いておきたかった。
ただ、意味もなく不謹慎なだけではなく、オレなりのテーマとか意味とかは一応あっての上で。
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