2014年6月8日 15:22 CAT :
       

まんこ直触りの感触

一冊の手帳・・・とはとても言えない、紙くずがある。

それは、多分今も、オレの家のクローゼットの中で、大切に保管している。

幼稚園に通ってた頃。

初めて、「天空の城ラピュタ」と言う映画を見たオレは、ムスカに激烈的に憧れてしまい、ムスカが持っていた手帳(王の間の中にある石の前で見ている手帳)がどうしても欲しかった。

あの手帳には、きっと、ラピュタ文字はもちろんの事、それ以外にもたくさんの秘密が書かれてあるんだろう。

と、どこまでも、妄想を膨らませていた。

その時に、両親に「あんな手帳が欲しい」と一言言えば、それで手に入ったんだろうけど、当時オレは、何となく、それを欲しがっている事は、誰にも知られたくなかった。

なぜなら、アレは、秘密の手帳だからだ。

秘密の手帳なのに、両親にその存在を知られてしまっては意味が無い。

悩んだ末、オレは、自分が持っていた「色紙」と「セロテープ」を駆使して自分で、手帳を作る事にした。

ハサミでサイズを揃え、ペタペタとセロテープで貼り付けていく。

完成した手帳は、当時のオレにとって本当に光り輝いていたように感じた。

早速中に書くことを考える。

・・・秘密の手帳なのだから、書く内容も秘密にしなければいけない。

必死に考えた末、オレは、自分の好きなパンツの柄(女の子の)を書くことにした。

・・・が、これは、本当に相当誰にも知られたくない秘密。

秘密の手帳と言えども、誰かに見られてしまうかもしれないリスクがある。

そこで、手帳の1ページの中に、更に、小さな紙を貼り付け、ポケットみたいなものを作った。

そして、その中に、パンツの柄を書き、四方向から、セロテープで貼り付けた。

そして、25年以上が経とうとしている。

それ以来、誰もそのセロテープを剥がした人間はいないので、その中に書かれている内容は、本当に、この世の中で、俺しか知らない事になる・・・と思う。

結局、それだけじゃあ、1ページしか埋まらなかったので、それ以外のページには、オレは獅子舞が大好きだったので、自分が妄想した「相当カッコいいオリジナル獅子舞」を絵付きで紹介したり、いかに、如何にオレが悪いヤツだったかを知らしめる為に(今考えると誰にか良く分かんないけど・・・)犯罪暦(幼稚園の資材置いてる部屋に忍び込んで、キラキラ光る紙を盗んだ事や、女の子のブルマの中に手を入れた事など)を記したりした。

そのページは、今でも、(多分)見ることが出来る。

でも、その本当の秘密のページだけは、オレしか内容を知らない。

まぁ、今でも実物があるので、見ようと思えば、見る事は出来るんだけれども・・・今の所、オレしか知らない。

そんな事を、昨日の夜、ぼんやり考えてた。

長くなったけど、その内容を25年ぶりに、ここで公開してしまおうとか、そんな事まで考えてた。

考えてたけど・・・その内容は、4歳くらいだったオレの、本当にどうしても知られたくなかった秘密なので、やっぱり、墓場まで持っていくことにした。

・・・・と言う、そんなモヤモヤしたお話ですよ。

関係ないけど、その手帳を発端に、しばらくすると幼稚園中で同じクラスの園児達の中でブームとなり、皆、手作り手帳を持ってた。

そのうちの一人が「両面テープ」と言う神のアイテムを持っていたために、他のヤツが作る手帳は、物凄くきれい。

オレのみたいにすぐバラバラにならないし、ベタベタにもならなかった。

羨ましかったけど、当時、クラスの中に友達と呼べるヤツも居なかったし、自分が最初なのに、教えを請うのもイヤだったから、オレは、ズッとその手帳を使い続けた。

ブームが終わって、皆が手帳とか持たなくなっても、オレだけは、その手帳に色々な情報を書き続けた。

ページが足りなくなって、何度も何度も、ページを追加しながら・・・

今では、ただの紙くずのようになったその手帳。

もう少ししたら、オレの娘が同じようなものを作りかねない程に、時間が経ったけど、未だに、大切に保管している手帳。

本当に価値があるものって、多分、こういうものなんだと思う。

チョッとだけ、そんな思い出に浸ってみました。

はい。

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