- 2014年8月13日 20:46 CAT :
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そして、人生は続く
先日、嫁から「しっかり浮気してきな」と言われつつ、高校時代の先輩さんと会ってきた。
そもそもの発端は、オレが「王道軽症」のCDを聴いてくれって連絡したら、「お盆に帰省するからその時手渡しで貰うわ」となった・・・事。
だから、まぁ、オレから誘ったと言うか、向こうから誘ったと言うか・・・まぁ、そんな感じですよ。
この先輩さんは、オレが色々と創作したものを、ある意味初めて真面目に相手をしてくれた人で、そう言う意味で、地味な(でもないか・・・)恋心を学生時代抱いてた相手でもあったりする。
そんな人と、未だに定期的に連絡取ってるオレもアレっちゃあアレだけど、もう今は、お互いに別の人と結婚してしまったし、そもそも、向こうには、端からそんな気はなかったから、単純に、昔の友人みたいなもんだと思ってる。
(向こうは知らんが、多分、高校の後輩の一人くらいにしか思ってないだろう。)
ついでに言うと、オレの勘違いを増長させちゃった人でもある。(まぁ、この人に会わなくても、いずれ同じ道はたどっただろうけど。)
会うのは結構久しぶりなような気がしないでもないけど、会ってみれば、相変わらず、チョッと微妙な空気から始まる。お互いに、探りあいと言うか、そんな感じなんでしょうね。
その内、お互いが時間を共有してた、高校時代に戻っていって、結局、思い出話に花が咲いておしまい。
と。
割と楽しい時間だったとは思う。
思うけど、今になって冷静に考えたら、オレがこの人と一緒に居た時間って、1年にも満たない位なんだよね。
何か、昔、結構長い時間色んな事を一緒にやった仲だと思ってたけど、1年にも満たない。
それどころか、オレが1年の時、彼女が3年だった訳で、秋には、演劇も引退したから、実質、一緒に演劇とかやったのは、半年足らず(しかも、間に夏休みを挟んだ。)だと。
改めて、あの頃は、1年の。
1ヶ月の。
1日の密度が濃かったんだと思った。
「王道軽症」のレコーディングに1年かけたんだ。
その1年。
何があったんだよ。
その半分の期間なのに、毎日毎日の思い出がダラダラと沢山あって、「あの時、あいつはこう言ってた」とか「あそこ行ってこんな事した」とか「あの頃好きだったバンドはどうだ」とか・・・そんな事を何時間か話してもネタが尽きないとは・・・
思えば、その感覚は、どんどん減ってきてる気がする。
嫁とも、出会い始めの頃は、そうだったと思う。
永遠のように長く感じてたニート期間だって、実は、たかだか半年程度でしかない。
でも、あの頃の毎日は、今でも同じように思い出せてしまうんだから、きっとそうなんだろう。
同じように過ぎていく時間。
ただ、体感する自分の感覚の中でだけ、少し早まっている時間。
だとしたら、もう少し、1日1日を大切にした方がいいような。
そんな気持ちを持つ夜でした。
31歳の目標は、1日1日をしっかり刻み込む。
と言う事にしよう。
例えば、ブログに書く。
でもいいので。
もう、あんまり、物語とかは書くことが出来なくなっちゃったからね。
その分、日常を書き留めていこう。
ストーリーマンガ(ワンピース、ナルト、ブリーチ、彼岸島を省く)はすぐ終わるけど、日常マンガは終わらないんだ。
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