2014年9月12日 20:34 CAT :
       

頭が悪くて深くは分からないけれど そんな事くらいは分かるんだ

よく「子どもは親を選べない」と言う話を聞く。

とある機関が、まだ胎内の記憶があり、しかも、ある程度コミュニケーションを取れる位になった子ども(だいたい2~4歳くらい)に、昔ことを覚えている?と聞く実験を行ったらしい。

何人・・・とか、詳しい事忘れちまったんだけど、覚えてる子には、前世の記憶を語る子や、それこそ胎内の中に居た頃の記憶を語る子など、まちまちにいたとか。

その中で、結構共通して語られたのが「お母さんを選んだ」と言う類の記憶。

中には、これから生まれてくるであろう兄弟と一緒に。

と言う記憶すらあったそうだ。

・・・子どもは、お母さんを選んでる・・・選んでるんだよ。

実は、子どもには、親を喜ばせたいと思う本能があるらしく、一説には、「お母さんを選んできたんだよ」と言う事で、親を喜ばせようとしている・・・つまり、嘘で言ってると言う切もある。

でも、オレは、そんな事はないと思う。

選んでるんだって。

選んでくれてるんだって。

・・・としたとき、ふと思う。

虐待するような、クソ親でも、そいつを選んで生まれて来たんだろうか・・・。

例えば、すっごい中二病な赤ちゃん(中二病な赤ちゃんって時点で、すでにアレっちゃあアレだけど)が居て、「どうせ、どの親に生まれたって、世の中は行き辛いんだよ。

誰を選んだって一緒さ。

だったら、最悪なヤツを選んでやるよ。」とか、「人に世話されたくないんだよ。

ネグレクト気味にあの女。

オレと気が合いそうだね。」とか、そんな感じで選んでるんなら、もうしょうがない。

きっと、「思ったよりきつかったぁ~」って後悔してるだろう。

中二病ってのは、その場の発想のために、将来後悔するものだから。

そうじゃない場合はどうだろう・・・

運命まで見えた上で、その親を選んでいる。

もっと高尚なのになれば、「僕が、救ってあげたい」とか思って、その親を選んでるとか・・・

赤ちゃんは、比喩的な意味じゃなく、本当に天使だった。

そんな妄想をする。

世の中には、やり切れない虐待が沢山ある。

出来れば、虐待した親には、全く同じ虐待を与えていただき、そのままいじめぬかれて死んで欲しいと思う。

でも、そんな時、こう考えれば、少しだけ(本当に、少しだけだけど)、気分が楽になったりする気がする。

幸せになる権利があるのは、誰なのか・・・

少しだけ、思いを寄せる。

そんな夜。

少し涼しくなってきましたね。

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