2014年12月20日 22:45 CAT :
       

取り合えずこれは読んでないとダメだろと思う完結ギャグマンガTOP10!!~後篇

と言う事で、「取り合えずこれは読んでないとダメだろと思う完結マンガTOP10!!」のギャグ漫画編だよ~。

やるって言った以上は、年内にやっておかないとね。

ちなみに、こっちは、ストーリー漫画と違って、意外な感じの順位になったので、一位が何かは、先出ししない。

普通に、ランキングとして楽しんでくれたまえ。

選考基準としては、前回とほぼ同じ↓な感じ。

1.単純に読んで面白い
2.ゲラゲラ読めてしまう
3.良い意味で読み応えがある
4.志茂田さんが好きなマンガだ
5.一応、商業マンガ(同人系、webマンガ、自分のマンガとかは省く)
6.1作家1作品
どうもギャグマンガについては、同じ作家さんの作品を好む傾向にあるみたいなので、「6.1作家1作品」と言うルールを追加しておきます。

じゃないと、ランキングの大半が、あの作家さんのマンガになってしまいそうなので・・・(あの作家さんとは!!答えは、ランキングの中で明かされます!!)
とか、引っ張ってもしゃあないけどね。

はい。

ここまで、昨日のコピペね!!
と言う事で、今日も早速、始めるよ!!
今日は、残りの5~1位の発表だ!!
志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第5位
岸和田博士の科学的愛情
天才「トニーたけざき」がその才能を完全に無駄遣いして、作り上げた珠玉の名作ギャグ漫画。

とにかく、全てがどす黒い。

絵柄、台詞、キャラクター、物語何もかもが悪意に満ち溢れている。

読んでいると、心が本当に荒んでいくのが分かる。

昨日の10位「otoboke section chief」の対極にあるようなマンガ。

しかし、それで居ても、随所にみられる素晴らしい表現などは、これ?ホントにギャグ漫画か?と疑問に思うほどに、作品として、完成度が高い。

ただ、本当に、読んでて心が荒んでいくよ。

あと、心のきれいな人は、読んでると、気分が悪くなると思う。

そんなマンガだ!!
取り合えず、人の死とか、そんなブラックなギャグを、ゲラゲラ笑える人は、相当はまるマンガだと思う。

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第4位
レベルE
存在自体がギャグ漫画のような存在。

鬼才「冨樫義博」の作品の中で、最も完成度が高いマンガこそ、この「レベルE」だと思う。

それについては、異論の余地はないと思うけれども、問題は、これがギャグ漫画なのか・・・と言う事。

でも、しょうがない。

オレが、ゲラゲラ笑ってしまうんだから、ギャグ漫画だ。

笑かしに来てる以上、それがギャグ漫画じゃなくて何なんだよ。

会話のセンスも、絵柄も、構成力も、正にピークだったんじゃないかと思うほどに、完成度が高い。

そして、暗い話とかでも、ちゃんと最後にオチがあるので、読後感もかなり良い。

こんなに濃密で面白いのに、実は、たった3巻しかないんだよね。

それもまた凄い。

ハンターハンターもこの位・・・いや、なんでもないです。

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第3位
ハルシオン ランチ
オレの大好きな漫画家さん「沙村弘明」のギャグ漫画。

1巻の帯の所で「銀河一の爆笑を」とか、あほみたいにハードルを上げてしまってるけど、実際にその位面白い。

何かね。

たった2巻しかないんだけど、「この人は出し惜しみと言う言葉を知らないのか?」と思うほど、1ページにネタを詰め込んでくる。

うっかり見落としてしまうネタも、ビックリするほどあって、何度読んでも新しい発見があったりする。

ここまで、全力で向かってくるギャグマンガが他にあるでしょうか・・・?いやないと思う。

とか、そんな気分になる。

しかも、「無限の住人」でも、見せつけた圧倒的なストーリーテナーな実力を、このギャグ漫画でも、無駄に発揮していて、複線の貼り方や回収、完結までの流れなどが、実にきれい。

ホント、この作者さんは、アホだと思う。

良い意味でも、悪い意味でも・・・

志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第2位
樹海少年zoo1
冒頭で書いた「6.1作家1作品」のルールを追加したのは、この人。

「漫☆画太朗」大先生の存在があるから。

このルールがないと、ほとんどが、この人の漫画で埋まってしまう。

その位、凄まじいギャグマンガばかりを生み出している。

鬼才とか、天才とかそんな言葉はこの人には似合わない。

この人は、ただの変態だと思う。

そんな、「漫☆画太朗」大先生が、あろう事か、音楽界のキチガイ「電気グルーヴ」のピエール瀧をなぜか、原作に迎えて連載されたマンガこそ「樹海少年zoo1」だ。

(まぁ、画太朗大先生と電気グルーヴに関しては、「珍遊記」の頃から、関わりあったけどね。)
強力な布陣で制作されたこのマンガは、圧倒的ギャグマンガの多い画太朗マンガ群においても、突出している。

以下、どうしても、その魅力を書きたいので、ネタバレするよ。

読みたくないヤツは、ここで読むのを辞めるよろし。

とにかく、このマンガには、ギャグマンガ界の歴史を覆した「やり直し」がある。

メタ表現などは、昔から良く使われてきたけれども、そんなレベルじゃあない。

「やり直し」なんだ。

暴走するストーリー。

一体、ここから先、どうやってまとめて行くんだ?と、ワクワクしながらページをめくっていくと「ゴメンなさい。

ここまでの話は、なかったことにして下さい。」との但し書きの後に、違うストーリーが展開される。

どんな前フリだよ・・・と、驚愕する事間違いないけれども・・・その後も、相変わらず暴走するストーリー。

(一瞬だけ、まともになるけど。)
しかも、最終回は・・・言ってみれば、「カリン様の所で、パワーアップの為に、命を懸けて超神水を飲むけど、やっぱりダメだって、悟空が死んでしまう。」的な衝撃的な終わりを迎える。

エエエエイ!!字で書いても、伝わらん!!
とにかく、読むんだ!!読めば分かる!!
読んだら燃やせ!!絶対古本屋には売るなよ!!バカやろー!!
志茂田さんが選ぶ「これは読んでないとダメだろなギャグマンガ」第1位
モンモンモン
正直悩みました。

悩みましたよ。

2位と1位・・・どちらにするか・・・「zoo1」が、腐れ外道ギャグマンガなら、コチラは、超王道ギャグマンガ。

やはり最後に正義は勝つ。

モンモンモン・・・これを1位にせざるを得なかった。

そんな感じか。

落書きで、子どもを騙して金儲けしているとってもステキな詐欺師「つの丸」の連載デビュー作だい。

このマンガとの出会いには、色々と思い出補正もあるので、そちらについては、後日、改めて、長々と書くとして・・・

本当に、王道的なギャグマンガ。

ギャグのお手本と言うべき、本当のギャグマンガだと思う。

しかも、ただただ理不尽な事が理不尽だけじゃあない。

理不尽なネタも、シュールなネタも、下ネタも、うんこネタも、チョッと大人なネタもあるので、どの世代で読んでも、違う笑いどころで、ゲラゲラと楽しむ事が出来る。

ただ、おもしろいだけじゃあない、笑いあり、感動あり、涙ありな所も、本当に王道のギャグマンガか。

思ったより、ストーリーもしっかりしているし、一人ひとりのキャラも濃く、しかも、しっかり立っている。

そして、最終回の衝撃的な展開。

読んでた、小学生自分に受けた衝撃は、これまでで最大級だと思う。

友情がある。

感動がある。

涙がある。

愛がある。

素晴しいマンガ。

そして、絵が落書きレベルでクソ汚い。

個人的には、マキバオー以降の整った絵柄より、こっちの方が好きなんだけどね。

このランキングは、ストーリーマンガと比べて、結構悩み倒したけど、結果的には、凄く順当でスッキリする感じになった。

最も、「6.1作家1作品」でなければ、ランキングの殆どが、画太朗先生で埋め尽くされていただろうけども。

その位、ギャグマンガと言う意味で、画太朗先生は、レベルが違うよね。

そして、その画太朗先生の最高傑作より、個人的に上位においた「モンモンモン」は、ぜひ、色んな人に読んでもらいたい・・・と言う所でございます。

さてさて。

こんな感じで、今回のランキングは、終了だけれども・・・実は、後ひとつ。

「絶対間違いないから、名前見つけたら問答無用で買いだぜ漫画家ランキングTOP10」
と言うヤツも、やろうかなぁ~と、ムズムズ考えていたりする。

これは、年明けにでも・・・

と言う事で、自己満足なランキングにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

頭を強く打って、死んでください。

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