- 2009年8月3日 23:24 CAT :
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もし彼が死んでも彼は「ミニブニ」と言う子どもをしっかり残してくれているのです
ブニ男が実にやばい事になっている。
このままでは死んでしまうかも知れない・・・そこで、決死の手術をする事にした。
手術後、現在のブニ男は「ブニ男=リジナリティー」と「ブニ男=ニュートロイド」の2人にわかれる事になると思う。
詳しくは、写真にとって後日報告と言う事で。
ついでに、嫁からのプレゼント「幻のパイナップル」は順調に根が付いて、新しい新芽が出てきた事も付け加えておこう。
こっちも、写真にとって後日報告予定。
さてさて・・・
読みましたよ。
「ホテルカクタス」。
正確には読み終わったよ。
か。
素晴らしいの一言に尽きる。
登場キャラクターから、表現、展開、オチまで文句なし。
強いて言うのならば、この作品が自分で見つけてきたものじゃあなくて、人から薦められたものであるという点位か・・・内容において、非の打ち所のないとは正にこの事。
にんまり面白く、ホロッと切なく、うんうん納得できる感じ。
登場人物は、「2」と「きゅうり」と「帽子」だけれども、ファンタジーじゃあない。
きっとこの世界のどこかに「ホテルカクタス」と言う名のアパートがある事は間違いない。
そして、そのアパートの3階の角部屋には「帽子」が、2階の角部屋には「きゅうり」が、1階の角部屋には「2」が住んでいる。
今も住んでいる。
終わりのある物語だけれども、現実には止まった時の中で、永遠に「2」と「きゅうり」と「帽子」はいつものように過ごしているんだろう。
そうとしか考えられない。
素敵な本を読んだ後は、何だか気分のいいものですよ。
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