2008年6月19日 3:46 CAT :
       

世界最大の不幸を背負う人間の幸福

「マンガ夜話」が、大好きな「へうげもの」(と言うか、大好きな山田芳裕作品?)だった。

それはそれは、面白かった。

確かに山田芳裕は、ヤングサンデーに休刊について、利休のような顔をしていた事は、まごう事のない事実だろう。

あぁ~度胸星はあれからどうなるんだろう・・・

マァ、そんな事はさて置いて。

「世界最大の不幸」とは何か・・・?と言う問題について。

とある哲学者(だったと思う)の考えでは、世界最大の不幸とは「不幸だと思うこと」だそうです。

つまりは、人から見てどれだけうらやむ環境にいたとしても、本人がその環境について「不幸」だと考える以上、その人は世界最大の不幸を背負う人間であると言う事になる。

逆説的に考えるのなら、「世界で最も幸福な事」は「幸福だと思うこと」になるんだろうか?
ただ、この幸福論に関しては、少々危険な匂いを醸し出しているような気もしないでもない。

例えば、「アイツよりは不幸じゃないから幸せ」と言う考え方。

コレだって、(↑)の論理から行けば、幸せな人間であると言えるのかも知れない。

それは、本当に幸せと言えるのか?
そう考えた時、実は、幸福に関しては、この話は当てはまらないような気がしてくる。

「幸せを知らない人は不幸だ」
と言われた世界最大の不幸を背負った人間は、立ち直って考えてみる必要があるのかもしれない。

「幸福」とは何なのか。

答えは 空の上

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