- 2008年6月22日 4:18 CAT :
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おっぱい・いっぱい・夢いっぱい
アメリカで「妊娠協定」というものが見つかって、問題になったそうで・・・
詳しい内容などはまだはっきり分かっていないけど、どうも、1人のホームレスが、20人近い16歳くらいの女子高生に中出しして、子どもを孕ませる協定だとか。
で、妊娠した女子高生は、喜び勇んで、妊娠しなかった女子高生はガッカリしてたと言うんだから、どんな話だ。
女子高生とセックスなんて、うらやましい限り。
なんか、性の低年齢化とか言う前に、意味不明になってきた嫌いがあるような・・・マァ、そんな話とは100億光年も離れた高校時代を送ってきたオレです。
女の子とキスはおろか、手もつないだ事無し。
セックスなんて夢のまた夢。
「ホントにまんこの中にちんこ入れてるの?」と、セックスって言う行為の想像すら出来なくて、テレビでの「初体験は14歳です」「早いね~」と言った会話を遠い絵空事のように聞きながら、童貞のまま高校を卒業しました。
まずその前に友達もいなかったし。
高校までにセックスしたヤツは問答無用で全員敵。
そんなオレです。
で・・・
今日の本題。
映画を見ました。
大槻ケンヂ原作。
ケラリーノ・サンドロビッチ脚本・監督。
主題歌電気グルーヴ。
そう・・・
グミ・チョコレート・パインだ!!!
(写真は通常版だけど、ちゃんと初回限定版を買った。)
ネタバレ厳禁の掟にしたがって、内容については伏せとくけど・・・そう。コレがオレの青春だ。
なぜ、ケラさんはオレの高校時代を知ってるんだ?まさにコレだ。
コレなんだぁああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!
と叫ばずにはいられない。何だか途中から、主演の「石田」とか言うやつが自分に見えてきた。
その位にそのままそっくり。
配役も、演技も、脚本も、音楽も、ストーリーも全て満足。
ケラさんは天才だ。
確実にコレまで見たどんな映画よりも面白かった。
そして、チョッと痛かった。
オレが敵だと思ってる9割以上の所謂「普通の高校生活」を送った人間には、この映画の良さなんかキッと分からない。
高校の頃、月並みにクラスに友達がいて、彼女がいて、学校の行事に燃えて、連れとヤンチャして・・・(未経験だからこの位しか想像できないけど・・・)そう言うやつ等なんかこの映画じゃ、隅っこの脇役だ。
名前も無いようなチョイ役だ。
クラスに友達がいなくて、女子からはキモがられて、学校の行事になると存在すら忘れられて、数人の同じようなヤツと固まってて、それがまたキモがられて・・・そんなヤツが主役なんだ。
何だか分からないけど、ザマーミロ!!って言ってやる。
ザマーミロ!!
死ぬまでに、あと1000回は見る。んで、1000通りの感想を持つ。
キッと、そうする。
そうせずにはいられない気持ちです。
いやとにかく、本当に面白かった。
「GOING STEADY」を始めとする青春パックが辛すぎて聞けない。
青春ドラマ・映画を見てるとフラッシュバックして震えだす。
そんな日本全国の1割未満の人間にオススメの映画。
関係ないけど、この映画を見る前に「エデン統合地獄変」書き終わってて良かった。
書いてる途中で、この映画見てたら、あまりの素晴らしい脚本に、「エデン」を破り捨てて、夏の演劇にも参加しなかったと思う。
マァ、比べてる段階で痛いんだけれども・・・
あぁ~今からもう1回見直したい気持ちだ。
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