2007年6月11日 18:16 CAT :
       

モルグに咲く1輪の花

花屋が苦手です。

この前不意に、嫁と2人で花屋さんに行ったとき、いっぱい花が入ってる冷蔵庫みたいなヤツ(名前忘れた)の中を見てしまった。

その中には、かなりの量の負の何かが満ち足りていた。

当たり前のことだけど、花たちは、望んであの中には入っていないだろうし、望んで切花になったわけじゃない。

それを、あんな狭いモルグみたいな所に、生きたまま入れられたら・・・

そんな感情を凄く感じてしまうので、何となく花屋は苦手です。

だからオレは専ら、自然に生えてる花が好き。

不思議なもので、花屋さんだと、色合いとか考えてアレンジしないといけないのが、自然界は、最初から色合いも考えて咲いてる。

それもベストな形で。

だから、自然に生えてる花たちは、1ミクロンも違和感を感じさせないまま、ぬくぬくと成長していってます。

自然の不思議。

それを壊してまで、もう一度頭をひねって色合いを考えなければいけないことに、なんだか矛盾を感じる。

だって、そんな事しなくても一番きれいな状態は、すぐそこにあるのだから。

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