- 2007年12月11日 1:45 CAT :
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大犬神祭りのあとの静けさ
丸々1日放置してました。
んな事はえらく久しぶりな気がする。
時に、先月とか狂ったように文章を乱生させてたしな。
昨日は、嫁のクリスマスプレゼントを買いに入ってました。
かなりいいものが買えた。
とは言え、人ごみが嫌いなオレにとっては、ショッピングモールはかなり体力を使う場所。
1日のお買い物のあとは、パソコン付けずにそのまま就寝してたってわけだな。
うんうん。
で、そのついでにタワレコ行って買ってきました。
犬神サーカス団のシングル。
これで、「サマーオブラブ」全制覇だ。
って事で今日は、犬神サーカス団の「サマーオブラブ」を個人的主観たっぷりのレビューで解剖していこう。
「光と影のトゥーカッター」
前にどこかで書いた気もするけども、1曲目から腹立つことに新しい犬神サーカス団。構成自体は、ベタなものだけれども、だからこそ、センスと実力が問われるといったところだろうか。
カップリングも「地獄の子守唄」の頃を髣髴とさせる感じでかなりいい感じ。
セルフカバーもオレの大好きな「鬼畜」と文句なしだな。
「地獄に落ちた子供たち」
タイトルと相反するご機嫌なナンバー。(とは言え、歌詞はもちろんの事アホほど不謹慎。)ダークな部分とポップな部分がうまい具合に調和された感じ。
カップリング。
歌詞は明兄さんのやってしまった系だけど、曲はホント初期の頃のようにすばらしい。
カップリングはこれも、「蛇神姫」から。
でもまさか「苦界浄土」とは・・・「背徳の扉」とか「父親憎悪」とかやってほしかったな~
「たからもの」
絵に描いたような中だるみの3枚目。マァ、幅のあるバンドと言えば、そうなんだけど、前2作のような曲を書いてて、なぜこの歌が出てくるんだろう?明兄さんの頭はどうなってるんだろう?カップリングも全部そんな感じ。
ただ、最後に入ってた「竹田の子守唄」は圧倒的。
犬神の真骨頂だな。
「バビロニア恋物語」
タイトルを見ての期待通りのステレオタイプな「バビロニア恋物語」。とは言え、バビロニアを髣髴とさせるステレオタイプな楽曲など、よく考えたらあるはずも無く、実のところで圧倒される。
カップリングの「ディストピア」は今回の「サマーオブラブ」の中で、一番良かった曲(カバーは除く)だ。
このカッコ良さは犬神サーカス団にしか出せない。
そして、カバーが何と・・・衝撃のカバーはネタバレになるのでここでは伏せときます。
「いつか」
最後くらいはバラードだろうなと思ってたらバラードでした。そこは安易なんだ。
カップリングもマァ、陰陽座でもやりそうなメタル楽曲。
(メロディラインは凄い綺麗だけど)ただこの最後のカバーが・・・何と、あの初期の大名曲をまさかのセルフカバー。
メチャクチャかっこいいし、恐ろしく鬱。
原曲よりも圧倒的に上がった演奏力、歌唱力でえらい事になってる。
間違いなく、今回の中(下手すればこれまでの犬神サーカス団の)最高傑作。
とマァ、独断と偏見でつらつら書いてきたけど、間違いなく犬神サーカス団は、インディーズに戻って(と言うかキンメダイ立ち上げてからか?)覚醒したと思う。
すべての歌が、究極的に良かった。
こんなかっこいい曲ばっかり書いてたら、メジャーの頃より評価上がるんじゃないのか?
何しか、初期の頃が良かったなぁ~って言われてたくせに、原点回帰を見事に果たしただけでなく、それをセルフカバーって形で超えてしまうなんて、見たことが無い。新しい進化の形を見せてくれた。
悔しいけど、凄いバンドですな。
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