- 2006年2月12日 17:43 CAT :
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突然やってくるどうしようもない恐怖
昔「モラトリアムよ永遠なれ」と言う脚本を書いた事がある。
人が、働いた分だけ「お金」ではなくて「時間」を貰う世界の話だ。
人は、働けば働くだけ「死」に近付いていく。
(マァコレは、現実の社会でも同じっちゃあ同じだけど・・・)主人公は、その構図に疑問を持ってある日、時間を貰う事を拒否するようになる。
いつまでも生きていたいと言う理由で・・・
何で、この脚本を書いたかというと、オレが時々襲われる途轍もない恐怖を訴えたかったからなんです。
今オレは時間を強制的に受け取らされている。
遊んでいても、彼女といても、友達といても、ボーっとしてても、歩いてても、走ってても、オナニーしててさえも時間は経っていく。
限りがあるくせに、出し惜しみ出来ないもの。
それが時間だとオレは思ってるわけですよ。
その時間を、無駄に過ごした時、オレはどうしようもない恐怖に襲われる。
大切な時間をまた無駄にしてしまった。
こうやって、オレの人生無駄に終わっていくのかなぁ~って考えてしまう。
誰かと何かをやってる時は、あんまりそんな事考えないけど、1日中1人だった日の夜とか、恐くて眠れなくなってしまう。
時間を自由に出来たらいいなぁ~という発想が出て来て、それが冒頭の「モラトリアムよ永遠なれ」を書くきっかけになった訳です。
四次元の世界は、三次元(点と線と高さ)プラス時間軸だって言う説があるそうです。
もしそうなら、四次元の生き物はこんな恐怖にかられたりしないのかなぁ~?
2日間も誰とも会わなかったプチ引きこもりなオレの呟き。と言うか、まぢ引きこもりの人はこんな恐怖感じないんだろかね。
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