- 2015年10月8日 0:10 CAT :
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S5040
「THE SHOW MUST GO ON」の時見たく、一曲ずつ丁寧に感想を書こうと思ってたので、今日のところはどうでもいいネタをブログで更新したんだけれども、聴き終わってどうしても感想を書きたくなった。
一言だけでも・・・一言だけでも・・・
何がって・・・筋肉少女帯のアルバム「おまけのいちにち(闘いの日々)」に決まってるじゃねえか!!
前作「THE SHOW MUST GO ON」が本当に完璧なアルバムだっただけに、それからたった1年のスパンで出してもな、結局ちょっとガッカリするんだろうな・・・とか、正直思ってた。
その位「THE SHOW MUST GO ON」は凄まじく完成度の高いアルバムだったんだって。まぢで。
でも、今回のアルバムを聴いて思い出した。
「あぁ~そうだ。筋肉少女帯って、こんなバンドだったんだ」って・・・
うっかりしてた。
ライブでご機嫌になれるノリノリな曲だけじゃあなかったんだ。プログレとアングラ演劇が根底にあって、その上に本来不釣り合いなはずのハードロック、メタルが奇跡的に融合し完成した唯一無二の存在だったんだよ!!
今回のアルバムでは、前作でチョッとなりを潜めてたおいちゃんが完全復活してる。オーケンの曲が無いけど、その代わりにネコ手以来じゃねえのと言う位うっちーの変態曲が堪能できる。
90年代筋肉少女帯の頂点が「THE SHOW MUST GO ON」だとすれば、今作は、80年代筋肉少女帯と融合した90年代筋肉少女帯。そんなイメージだ。
ナゴムの頃の不気味さが漂う曲があるかと思えば、90年代筋肉少女帯の様式美が散見され、そして、再結成後特有の気持ちいい曲がある。そして、中核をなすかのように「LIVE HOUSE」が・・・
ケラさんのミュージックアワーで解禁されたとは聞いてたけど、まさか、アルバムに収録されるとは・・・
「LIVE HOUSE」を収録できる事に、今の筋肉少女帯の凄さがにじみ出てるよね。(しかも、いじめのようにおいちゃんに歌わせてるし。)
アルバム全体から漂う、高校生とかが命がけで悪ふざけしながら作りこんだかのような、青臭くイカ臭いもんもんとした香り・・・
50のおっさんたちが楽しみすぎだろ・・・。
「THE SHOW MUST GO ON」は、どんな人にでもオススメできる絶対の名盤だったと思う。
それと比べてこれは、オーケンが、うっちーが、おいちゃんが、ふーみんが、(ついでにエディーが)と言うか、筋肉少女帯が大好きな人以外には、きっと受け入れられにくいアルバムだと思う。
だからこそ、オレは大好きなアルバムだ。
絶対癖になるわ。
この方向で来たか!!!と言う感じ。
多分、売れないだろうな。売れたとしたら、その次のアルバムの売り上げ落ちるだろうな。
それも含めて、もうさいこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおだぜえええええええええええ!!
おまけCDはうっちーで、怪人カードはふーみんだった。
おまけCDは「LIVE HOUSE」が欲しかったです。正直・・・
CDのランダム封入はチョッとどうなんだろう。と思う。時代の流れとは言え。
まぁ、ここはメンバーの人がどうこう出来る話じゃないんだろうけどな!!
もう良いよ!!アルバムが最高だったからな!!
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