- 2016年1月3日 1:24 CAT :
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この星はもうヤバい
ジョン=タイターが、第3次世界大戦が勃発すると言っていた2015年が終了し、気がつけば2016年と相成りました。
今年の目標と、昨年の振り返りなどしてみようかと思ったんだけど、うつ病を理由にほとんど死人のような生活をしていたオレにそんな振り返りなど出来るはずもなかった。
唯一言える事と言えば、息子が無まれた事ぐらいか。
と思ったんだけど、それって結構人生においてトップクラスの出来事だった。
だって、あれだよ。子どもが産まれたんだよ。
省みれば、ほぼ息子に捧げた1年だったような気がする。
子どもが産まれてからこっち。そのほとんどを子どもに捧げた人生を送っていると思う。自分の時間とか、ほぼ無いですよ。自分ものを買う事なんてほとんど無いですよ。ええ。ええ。
さてこれを「人生の墓場」と言うべきなのか?
オレの場合は、そんな事は全然思わないんだけど、思う人は思うんだろうね。
届いた年賀状を見ていると、もう子どもが産まれてない奴の方が少数派になってやがる。
子どもが居る奴だって2人目が産まれましたとか、そんな事になってやがる。
オレも例に漏れずそんな感じだ。
黒沢的に言うならば、平均的に(一部、そうでもないけれども)推移して行ってる人生。
学生時代、想像もできなかった今の生活について、一体どの部分で、こうなってしまったのやら。
過去に戻りたいか。と言う問いがあるとして、オレはもう「過去には戻りたくない」と切に思う。
ひとつには、子ども達が居なくなる位なら生きててもしゃあねえやと言う事。
もうひとつは、何て言うんだろう。自分で言うのも何だけど、色々頑張ってきたんだよ。オレなりにでしかないけれども。どのくらい頑張ってきたかというと、「もう2度とやりたくない」位のレベルでだ。
過去に戻ってやり直すって事は、あの頑張りをもう一度やると言う事。でも、それは多分出来ないと思う。そしたら、今よりイマイチな人生になると思う。故に、戻りたくないんだよ。
ふと昔を考えてみると、ある一時期までは、「過去に戻ってもう一度やり直したらうまく行くんじゃねえのか」と思ってた期間が確かにあった。
そう思えなくなってきた辺りが、オレの人生の転換点だったんだろうね。
いまでも、「過去に戻ってもう一度やり直したらうまく行くんじゃねえのか」と思ってたのであれば、イマイチな人生だっただろうて。
でも、オレは今の人生について、「オレのくせに何て僥倖な人生だ」と思ってる。
立ち止った1年だった。
その1年。オレが思った事はそんな事だった。
以上を踏まえた上で、今年の目標を考えた。
「今年は、来年の1月1日に去年をやり直したいと思わないように過ごす。」
これで行こうと思っております。
今日、20年ぶり位に凧上げをした。
肉体的にはキツかったけど、メッチャ楽しかった。
娘もメッチャ楽しんでた。
今年が始まって2日。
今のところ、やり直したいとは思っていない。
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