- 2016年4月2日 21:56 CAT :
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気もそぞろ
4月になると一斉に色んな事が始まる。
世の中には、新生活が始まった人も居るだろうし、いつも通りの日々を過ごしている人もいるだろう。
オレは、後者に入る・・・ように見えつつ、実は、結構環境が激変しつつあったりする。
変化ってパワーがいる事だと思う。惰性と言う名のぬるま湯にいつまでも浸かっていたいとか思ってしまうんだ。
オレは家族が出来てその部分のパワーが出るようにはなったと思う。
結婚してなければ、子どもが産まれてなければ・・・オレは、心地良い惰性の中でプカプカ浮いていたでしょうね。
では、大きなパワーを使って環境の激変に立ち向かう事と、これまでの安心領域の中で惰性と言うぬるま湯に浸かっている事のどちらが幸せなのか・・・そんな問題になってくると思う。
幸せの価値観は人それぞれ。当たり前だけど、十把一絡げになるものではない。
ただ、客観的に自分の心情だけで語ると、結婚前、結婚を先延ばし先延ばしにしつつ、惰性でダラダラしてたニート期間の方が毎日が息苦しかったと思う。
意味もなくイライラしてたし、時間と言う圧迫に窒息しそうだった。
今、その頃と比べられないほど責任が圧し掛かってくるし、やる事に日々追われて、絵を描いたり、ギターを弾いたりもほとんと出来ない。
それでも、あの頃のような息苦しさはない。
過去に戻れるとして、あのころに戻りたいかと言うと、それは嫌だ。
うつ病になろうとも、責任に押しつぶされそうになろうとも、金稼ぐ事に翻弄されようとも、オレは、嫁と子どもたちと今を頑張って生きていくますよ。
今になって、「オトナ帝国」のひろしの気持ちがよく分かる。
庭の「ムスカリ」は今年も花をつけた。
娘の記念樹「エゴノキ」は今年も芽を息吹かせた。
春は、庭にも訪れているらしい。
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